2019年2月 月次運用レポート、一喜一憂しようがしまいが株価は動くよどこまでも。

2019年2月 月次運用レポート、一喜一憂しようがしまいが株価は動くよどこまでも。

2019年2月は、まさに仕事一色の一ヵ月でした。2月末本番で請け負ったシステムが品質悪すぎて使えない・直せない…!と云う緊急事態を受けて支援に入りました。

ホテル泊か朝方にタクシーで帰宅するかの生活で、家にも週1,2度帰る程度だったので、株価や為替を眺めて一喜一憂する暇は全然ありませんでした。

そういう日々を過ごして思ったことは、一喜一憂しようがしまいが株価も為替も思う存分変動していて、僕の一喜一憂なんて影響力皆無だしそもそも無駄じゃん?てこと。投資家はこうやって気持ちを枯らして、徐々に平穏な日々を送れるようになるのかも知れません。

それでは、2019年2月の投資活動について整理します。

 
 

2019年2月末時点のリスク資産評価額

2019年2月末時点のリスク資産評価額は3557万円でした。

リスク資産評価額、2019年2月の損益は+144万円

下の表では当月末時点と前月末時点のリスク資産評価額、損益などを比較しています。

項目 2019/1末 2019/2末 月間変動金額
(a)リスク資産評価額 3413万円 3557万円 +144万円
(b)投入原資 ※再投資額は含まず 3366万円 3378万円 +12万円
(c)含み損益 ※(a)-(b) +47万円 +179万円 +132万円
(d)出金(生活還元)した確定利益 +107万円 +115万円 +8万円
(e)合計損益 ※(c)+(d) +154万円 +294万円 +140万円
(f)損益率 ※(e)/(b) +4.59% +8.72%

なお、ここでは、いわゆる修正ディーツ法は用いず、配当金や譲渡益の再投資は原資に数えていません。もともと投入したおかねが、資産運用によって幾らまで膨らみ、どれだけ生活還元できているか、僕はそれを知りたいのです。

昨年12月の暴落で月間で240万円を失いましたが、1月・2月でようやく全戻しに至ったと云うところです。

2019年2月の確定利益

確定利益は再投資してしまえば再び不確定な存在となるので、「確定」と云うべき確かさなんて皆無であるとは思うものの、税金はこの確定利益に基づき決まるので、蔑ろにして忘れているわけにもいきません。

項目 2019/2単月 2019年累積
FXの利益 38,038円 96,078円
有価証券売却益 0円 0円
配当・分配金収入 57,983円 95,719円
雑収入(貸株金利等) 1.317円 3,231円
合計 97,338円 195,028円

2月はFXの取引きがゼロ回でした。Long玉の放置によるスワップ益だけがFXの利益になっています。

2019年2月の市況と保有資産の動き

市場の概況

市場 指標 増減率 我が家のリスク資産
日本市場 日経平均 +2.94%
+4.10%
TOPIX +2.56%
JASDAQ +5.09%
マザーズ指数 +2.26%
東証リート指数 -0.04%
米国市場 NYダウ +3.88%
S&P500 +4.14%
NASDAQ +5.17%
ほか 上海総合 +13.79%

ほとんどの指標が1月・2月と続騰しました。東証リート指数だけがわずかに反落。

1月のマザーズ指数の戻しは非常に強かったのですが、2月はやや沈静化しました。上海総合指数が+13.79%と爆上げでしたね。なるほど言われて見れば、iDeCoで持ってる新興国株式の含み損がだいぶ縮小しています。

米中の貿易問題について楽観的に過ぎると思うので、3月は中国市場の崩れを契機に日本市場もぐずりそうな予感がします。

保有銘柄の騰落数

米国株・日本株合わせて手持ち44銘柄の値動きは下の表のとおり。前月と同様、値上がり銘柄数のほうが多いです。

銘柄数 値上がり銘柄数 値下がり銘柄数 変わらず
44
32
12
0

保有銘柄の騰落率、上げのトップ5

2019年2月の月間騰落率、値上がり率トップ5です。。

銘柄 値上がり額 月末株価 値上がり率
[3994]マネーフォワード +625円 3,705円 +20.29%
[6197]ソラスト +140円 1,163円 +13.69%
[6464]ツバキ・ナカシマ +209円 2,002円 +11.66%
[V]ビザ +13.11$ 148.12$ +9.71%
[CSCO]シスコシステムズ +4.48$ 51.77$ +9.47%

[3994]マネーフォワード 、[6197]ソラスト は売られ過ぎからの戻し。神々に遊ばれてる感。

[6464]ツバキ・ナカシマは1月からの続騰、今回は決算も好感されました。2月27日にはJPモルガンの投資判断引き上げを受けて強烈な騰がりを見せましたが、結果行って来いの寄り天、証券会社によるこういう嵌め込み、規制できないものですかね。

[V]ビザ、[CSCO]シスコシステムズ は米国市場でのハイテク銘柄の堅調ぶりを示しています。

保有銘柄の騰落率、下げのトップ5

2019年1月の月間騰落率、値下がり率トップ5です。

銘柄 値下がり額 月末株価 値下がり率
[3405]クラレ -177円 1,494円 -10.59%
[7729]東京精密 -304円 2,866円 -9.59%
[8304]あおぞら銀行 -140円 3,210円 -4.18%
[3241]ウィル -13円 307円 -4.06%
[7621]うかい -110円 3,125円 -3.40%

[3405]クラレ は決算が嫌気されました。第3四半期までは堅調だったのに第4四半期がブレーキに。

[7729]東京精密、[8304]あおぞら銀行、[3241]ウィル、[7621]うかい、いずれも決算が嫌われた格好。

米中貿易摩擦による不透明感、原材料価格の高騰、先行投資による費用増加、人件費の高騰などがそれぞれ説明されていますね。

運用の点検とこれからの運用

2019年2月の運用の点検

2月にやるべきことは2点あげました。

  1. 毎日25,000円ずつのドル転を継続、月末に溜まったドルを元手に、BND, DVY, HDV いずれかを買い付ける。
  2. 12月にもらったボーナスで米国株を買う。

1点目は対応できました。2月中は為替がやや戻したものの112円を超えることはなかったので、1日25,000円のドル転が毎日機能しました。BND,DVY,HDVどれを買おうか悩みましたが、いちばん額のちいさなBNDを購入しました。

2点目の12月にもらったボーナスで米国株を買う。が実践できていません。預金を移動してドル転して米国株購入、この手続きもままならないくらい忙しかった。と云うかそこまで気が回りませんでした。こういう経験をすると、積み立て設定をしたらほったらかしのつみたて投資の機会損失の無さが素晴らしく思えますね。でも僕がつみたてたいのは、投資信託ではなくて米国株のETFなんだよなあ。

2019年3月の運用方針

いったん仕事が落ち着いたので、もりもり資産運用がんばるぞー!となるかと云うと、そうでもないです。

仕事が忙しかったおかげで、資産運用とのちょうど良い距離感を見つけたような気がします。

  • 毎日25,000円ずつのドル転を継続、月末に溜まったドルを元手に、BND, DVY, HDV いずれかを買い付ける。
  • 12月にもらったボーナスで米国株を買う。(継続)

今月もシンプルにこれだけ。2月にできなかったボーナスの利用をまずはきちんとしよう。

以上、2019年2月の投資活動のまとめでした!

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