2019年3月 月次運用レポート、米国株花開き、日本株はまだ蕾。

2019年3月は、嵐のような2月の後、仕事は比較的落ち着いて過ごしました。

ただ2019年度の予算や施策の詰めがあって、数字を眺めるのに食傷気味、お腹いっぱい。相場は明るくなったり暗くなったり、株価は騰落さまざまであるのに、どうして会社の予算はいつだって右肩上がりなんだろう。

休みの日は花を観にあちこち出掛けることが多かったです。

さて、2019年3月の運用状況を確認します。

 
 

2019年3月末時点のリスク資産評価額

2019年3月末時点のリスク資産評価額は3600万円でした。

リスク資産評価額、2019年3月の損益は+31万円

下の表では当月末時点と前月末時点のリスク資産評価額、損益などを比較しています。

項目 2019/2末 2019/3末 月間変動金額
(a)リスク資産評価額 3557万円 3600万円 +43万円
(b)投入原資 ※再投資額は含まず 3378万円 3390万円 +12万円
(c)含み損益 ※(a)-(b) +179万円 +210万円 +31万円
(d)出金(生活還元)した確定利益 +115万円 +123万円 +8万円
(e)合計損益 ※(c)+(d) +294万円 +333万円 +39万円
(f)損益率 ※(e)/(b) +8.72% +9.83%

なお、ここでは、いわゆる修正ディーツ法は用いず、配当金や譲渡益の再投資は原資に数えていません。もともと投入したおかねが、資産運用によって幾らまで膨らみ、どれだけ生活還元できているか、僕はそれを知りたいのです。

2019年3月の確定利益

確定利益は再投資してしまえば再び不確定な存在となるので、「確定」と云うべき確かさなんて皆無であるとは思うものの、税金はこの確定利益に基づき決まるので、蔑ろにして忘れているわけにもいきません。

項目 2019/3単月 2019年累積
FXの利益 67,437円 163,515円
有価証券売却益 0円 0円
配当・分配金収入 128,298円 224,017円
雑収入(貸株金利等) 713円 3,944円
合計 196,448円 391,476円

「確定」したFXの利益と、配当・分配金収入の一部は、そのまま別の金融商品に再投資しています。

2019年3月の市況と保有資産の動き

市場の概況

市場 指標 増減率 我が家のリスク資産
日本市場 日経平均 -0.84%
+1.09%
TOPIX -1.00%
JASDAQ +0.38%
マザーズ指数 +4.10%
+3.10%
米国市場 NYダウ -0.22%
S&P500 +1.50%
NASDAQ +2.31%
ほか 上海総合 +5.09%

1月・2月と好調だった各種指標は、ここへ来て強弱が分かれましたね。日本市場が軟調となる中、米国市場はおおむね堅調でありました。

いっぽうで中国市場が強い上昇を見せました。マザーズ指数も強いですが、これでも昨年の売られ過ぎをまだ戻せていません。

2月は東証リート指数の伸びに陰りがありましたが、3月も再び上昇に転じました。J-REITの好調が続いています。

保有銘柄の騰落数

米国株・日本株合わせて手持ち44銘柄の値動きは下の表のとおり。前月と同様、値上がり銘柄数のほうが多いです。

銘柄数 値上がり銘柄数 値下がり銘柄数 変わらず
44
29
15
0

ちなみに値下がり銘柄15は、すべて日本株であります。日本株に限って言えば強弱まちまち、米国株に限って言えば全銘柄上昇!と云う、はっきり明暗の分かれた1ヵ月でした。

保有銘柄の騰落率、上げのトップ5

2019年3月の月間騰落率、値上がり率トップ5です。。

銘柄 値上がり額 月末株価 値上がり率
[3994]マネーフォワード +920円 4,625円 +24.83%
[MO]アルトリア +5.02 $ 57.43 $ +9.58%
[6197]ソラスト +83円 1,246円 +7.14%
[8963]インヴィンシブル投資法人 +3,500円 54,200円 +6.90%
[3481]三菱地所物流リート投資法人 +15,700円 262,100円 +6.37%

[3994]マネーフォワード が2ヵ月連続で値上がり率トップ、[6197]ソラスト も2ヵ月連続のトップ5入り。

[MO]アルトリアを始め米国市場のタバコ株は少しずつ回復。それでも前年末比で-19.58%ですが。あまり買い増す物欲が湧きません。

J-REIT銘柄が2つランク・イン。どちらも安値放置されていた感のある銘柄ですね。

保有銘柄の騰落率、下げのトップ5

2019年3月の月間騰落率、値下がり率トップ5です。

銘柄 値下がり額 月末株価 値下がり率
[8304]あおぞら銀行 -474円 2,736円 -14.77%
[7713]シグマ光機 -106円 1,407円 -7.01%
[3405]クラレ -86円 1,408円 -5.76%
[7201]日産 -54円 908円 -5.63%
[9437]NTTドコモ -140円 2,452円 -5.40%

前述のとおり、保有している米国株orETFに月間で値下がった銘柄はありませんでした。値下がった銘柄はすべて国内市場のものです。

[8304]あおぞら銀行 は不名誉ながら2ヵ月連続で値下がり銘柄トップ5にランク・イン。減益・減配が影響して前月末比で-14.77%です。

[7713]シグマ光機 は特に材料無いのですがこのところ不人気。

3月末決算・配当権利落ちの銘柄の内不人気なものが、配当落ち分を月末までに戻しきれず値下がり率に顔を出していますね。

運用の点検とこれからの運用

2019年3月の運用の点検

3月にやるべきことは2点あげました。

  1. 毎日25,000円ずつのドル転を継続、月末に溜まったドルを元手に、BND, DVY, HDV いずれかを買い付ける。
  2. 12月にもらったボーナスで米国株を買う。(継続)

シンプルに2本に絞ったにも拘わらず、どちらも実行できませんでした。

いったん急落を見せられると、まだ下がるだろうと思う。相場は戻すのだけれど、いやいや前回の急落よりも高い値では買えないと粘る。そうして結果、何も買えませんでした。無念。

2019年4月の運用方針

  • 3月中にドル転した資金で BND, DVY, HDV いずれかを買い付ける。(継続)
  • 12月にもらったボーナスで米国株を買う。(継続)
  • 4月以降の給与収入の増を元手に、S&P500連動のETFの積み立てを開始する。

前月からの継続2点に、最後の1点を加えて全3点。3点目のS&P500連動のETFは国内籍のETFを考えています。

初任給や昇給額で投資する!S&P500連動国内ETFの選び方。

以上、2019年3月の投資活動のまとめでした!

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