騰がりすぎなんじゃ…?そろそろ急落がくるのでは…?と云う相場の疑念とチキンな心を余所に、株式は国内市場も米国市場も堅調推移した2019年11月でした。わたくし千鳥足も、S&P500連動ETF の積み立て渋って渋って結局最終日に月間の最高値で買い付けてしまう始末。なかなか思い通りにはいきませんね。
それでは、2019年11月の運用状況を確認します。
2019年11月末時点のリスク資産評価額
2019年11月末時点のリスク資産評価額と損益の状況等を確認します。
リスク資産評価額
2019年11月末時点のリスク資産の評価額は4219万円でした。前月末4075万円に対して144万円の増であります。
リスク資産評価額4219万円の内訳は、原資3701万円、含み損益518万円。原資に対する損益率は13.99%です。
3ヵ月で合計+374万円も合計損益が伸びています。これは凄い。
評価額はこのままずんずん伸びて損益は成層圏を突破して
やがて僕のPFは銀河になります。(ハァ?
リスク資産増減額の要素
リスク資産が前月対比で144万円増となった、その要素を確認しましょう。
前月末時点4075万円の評価額に対し、22万円の資金注入を新たに行いました。月間の損益は125万円の増となり、いっぽうで利益の出金(生活還元)3万円がありました。合計するとリスク資産の増減は「資金注入22万円+月間損益125万円-生活還元3万円=144万円の増」になると云うわけです。
月間損益125万円増は、10月末時点のリスク資産評価額4075万円に対して+3.08%の損益率に相当します。
合計損益(含み損益+生活還元した利益)の推移
我が家の資産運用の主な目的は「旅行資金を稼ぐこと」です。そのため配当収入の一部は証券口座から出金をして生活に還元しています。
11月末時点における含み損益は+518万円ですが、生活還元済みの累計額162万円を足すと合計損益は+680万円となります。
原資3701万円に対する合計損益+680万円の損益率は+18.37%です。
ちなみに年初来では+651万円の損益、+937万円の評価額増 となっています。
2019年11月の確定損益
確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となります。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。
項目 | 2019/11単月 | 2019年累積 |
---|---|---|
FXの利益 | -3,102円 | 197,929円 |
有価証券売却益 | ±0円 | +425,536円 |
配当・分配金収入 | +46,821円 | +761,160円 |
雑収入(貸株金利等) | +243円 | +7,429円 |
合計 | +43,962円 | +1,392,054円 |
FXは売りポジションの解消にコストがかかりました。ロングのスワップ益で相殺した結果、確定損失は-3,102円。
有価証券の売却は11月は行っていません。
これに配当・分配金、貸株金利等の雑収入を加えると、11月単月で+43,962円の確定利益。2019年累積では+1,392,054円の確定利益になります。
もっとも税処理上は「確定利益」ではありますが、この利益、すでに別の銘柄の購入資金として使っていますから、利益はちっとも確定していないのですけどね。
時間をかけていないから。と云うのもあるかも知れませんが…。
毎回逆指値に綺麗にかかってから当初期待していた方向に値が動くんです。
たぶん僕の指値が市場に覗き見されているんです…!!!
(混乱している市場参加者にありがちな心理)
2019年11月の市況と保有資産の動き
市場の概況
市場 | 指標 | 増減率 | 我が家のリスク資産 |
---|---|---|---|
日本市場 | 日経平均 | +1.60% |
+3.08%
|
TOPIX | +1.94% | ||
JASDAQ | +5.05% | ||
マザーズ指数 | +5.19% | ||
東証リート指数 | -0.87% | ||
米国市場 | NYダウ | +3.72% | |
S&P500 | +3.40% | ||
NASDAQ | +4.50% | ||
ほか | 上海総合 | -1.95% |
11月は米国市場が強かったですね。
日本市場は日経平均・TOPIXの勢いが鈍化して、資金がJASDAQ・マザーズなどに集まってきました。小型・新興株の値動きは出遅れやすいので、大相場の終盤には毎々彼らのターンがやってきます。そして彼らの値動きは荒いので、劇的な株価変動についついイキってしまいがちですが長続きするかと云うと怪しいので気を付けましょう。下手にイキりすぎてしまわないように。
中でも小型・新興株の騰がり具合が尖っていましたね。
僕自身がイキってしまいそうなので注意しますw
保有銘柄の騰落
10月末時点・11月末時点でともに保有していた銘柄は、米国株・日本株合わせて46銘柄でした。値上がった銘柄数のほうが多かったです。
銘柄数 | 値上がり銘柄数 | 値下がり銘柄数 | 変わらず |
---|---|---|---|
46 |
30
|
16
|
0 |
保有銘柄の騰落率、上げのトップ5
2019年11月の月間騰落率、値上がり率トップ5です。
銘柄 | 値上がり額 | 月末株価 | 値上がり率 |
---|---|---|---|
[7713]シグマ光機 | +435円 | 1,763円 | +32.76% |
[5194]相模ゴム | +398円 | 1,871円 | +27.02% |
[9873]日本KFC | +581円 | 2,893円 | +25.13% |
[3994]マネーフォワード | +935円 | 4,825円 | +24.04% |
[7729]東京精密 | +420円 | 3,930円 | +11.97% |
小型・新興株を中心に中々凄まじい値上がり率のトップ5であります。
[7713]シグマ光機 は日経新聞の記事で動意づきましたね。
[5194]相模ゴム は2Q決算発表後に業績の底打ち期待で一気に騰がりましたが月の最終週には息切れ気味。
[9873]日本KFC は夏の終わり頃から非常に強いです。店舗の売上の伸びが凄いのです。
長いこと心音停止・ご臨終です…と云う具合に定期預金?でしかなかった [9873]日本KFC の豹変ぶりがこちら。 pic.twitter.com/OCilbHzKdW
— 千鳥足@投資初心者 (@chidoriashi_sh) November 30, 2019
保有銘柄の騰落率、下げのトップ5
2019年11月の月間騰落率、値下がり率トップ5です。
銘柄 | 値下がり額 | 月末株価 | 値下がり率 |
---|---|---|---|
[6464]ツバキ・ナカシマ | -153円 | 1,704円 | -8.24% |
[8963]インヴィンシブル投資法人 | -3,200円 | 65,100円 | -4.69% |
[CSCO]シスコシステムズ | -2.20$ | 45.31$ | -4.63% |
[2764]ひらまつ | -13円 | 306円 | -4.08% |
[5108]ブリヂストン | -148円 | 4,375 | -3.27% |
おおむね決算発表での業績および業績見通しが嫌気されて下落した銘柄です。
[8963]インヴィンシブル投資法人 は前月までのJREITの急激な伸びが一服して、その反動による下落でした。
トップ5いずれの値下がり率も、値上がり銘柄のトップ5の値上がり率とは雲泥の差でありまして、相場の強さが窺えますね。
運用の点検とこれからの運用
2019年11月の運用の点検
11月にやるべきことは2点あげました。
11月にやるべきとした事項
- WealthNaviに積み立ててきた毎月3万円の積み立て資金を今後どうするか検討し実践する。
- WealthNaviから卒業して得た資金の運用方針を確定し実践する。
これね、どちらも何も決められず、従って実践もできませんでした。
日本市場も米国市場も強い動きが継続する中、手元の現預金をもとに新たな投資を開始するのは勇気が要りますね。
また、WealthNaviは貯めたおかねを車の買い替え資金にするつもりで使っていたので、卒業して得たその資金をほかの資産運用と混ぜてしまうといずれ必要なときに車の買い替えを躊躇してしまうのではないか?と云う繊細な悩みも胸に秘めていたりします。
2019年12月の運用方針
12月の運用方針の基本は、積み立てと再投資と余剰金の注入を継続することです。
いっぽうで、WealtnNavi を卒業して得た資金は、当面押し目買い用の資金として保管しておくことに決めました今。
12月の運用方針
- 積み立てと再投資を淡々と継続する。
- WealtNavi の卒業で得た資金は、当面「待機」。
- 12月の賞与を元手に何を買い付けるか検討する。
迎えることができるでしょうか?
浮ついた気持ちでいるとバチが当たりそうなので、
昨年末の下落を思い出して心を清めたいと思います。
値上がり銘柄がJREIT1銘柄とBNDの2銘柄しかないって改めて見て地獄ですねww
2018年12月 月次運用レポート、年間の損益は-261万、内-240万が12月の下落って白目。
以上、2019年11月の投資活動のまとめでした。
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