こんにちは、千鳥足です。
6月が終わり、2021年の上半期が終わりました。早いなあ。こうしてまたあッという間に1年が終わるのでしょうね。
関東は6月の終わりになってようやく梅雨らしくなりました。
少し前から庭でゲコゲコ鳴いていたカエルが卵を産んでいたようで、庭の水たまり()におたまじゃくしが孵っていました。テレワークの日は毎日昼頃「そろそろ脚が生えてきたかな…?」と覗きに出ています。平和です。
さて、2021年6月のリスク資産の運用実績を確認しましょう!
この記事では、2021年6月のリスク資産月次運用報告を整理します。
2021年6月末時点 我が家のリスク資産
リスク資産評価額の推移
2021年6月末時点のリスク資産評価額は5376万円でした。前月末時点では5203万円だったので、前月末対比で173万円の増であります。
リスク資産評価額5376万円の内訳は、原資4228万(前月比+22万)、含み益1148万(前月比+151万)です。
月の後半に入ってからの急落が強烈でビビりましたが、6月もプラスで終わりました。
これで、2020年11月以降8ヵ月連続の評価額増・含み益増です。
個別に見ると酷いことになってる銘柄もありますが全体では増えてます!キテます!
リスク資産評価額の変動要素
2021年6月のリスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。
6月は新たに22万円の資金を注入しました。評価損益は+151万円と好調。そして5月の配当収入の一部である数千円を旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)していますが、四捨五入で0万円という表記になります。
差し引きして、リスク資産は173万円の増となりました。
6月後半の急落では5000万円割れも覚悟したのですが、
増える!と思うときには減るし、
減る!!と思うときには増えるものですね。
毎日「減る!!」というイメトレしようかしらん。
生活還元を含む損益の推移
我が家では、「含み損益」は保有株の含み損益合計ではなく、「リスク資産全体の評価額-(リスク資産口座に注入した)原資」で数えています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」は区別せず、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做します。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。
この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金(生活還元)した途端に「含み益」が減ることになりますが、資産運用した成果としての累積利益には数えたいので数えます。出金(生活還元)した「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。
2021年6月末時点では「含み益1148万円+確定利益257万円=合計損益+1404万円」となりました。これが投資を始めて以来の利益になります。
なお、原資4228万円に対する合計損益+1404万円の損益率は+33.21%です。
ここ数ヵ月の利益の伸びがちょぴっとずつでしたので、
2月以来ぶりの100万円超の増加が嬉しいです。ワーイ!
2021年6月の市況概況
2021年6月、米国市場と国内市場の各指標値の動向です。
米国ではNASDAQが強く、NYダウが弱い。国内ではマザーズが強く、日経平均が弱い1ヵ月でした。
FOMCで利上げの前倒しが示唆された後、早期利上げの観測が強まりインフレ圧力が抑制されるとの見通しから、インフレ見通しを映しやすい長期債が買われ10年債利回りは月間で-8.73%の1.443%まで低下しています。債券市場は早期利上げを織り込んだわけですね。
いっぽうで、即市場をなだめにかかったパウエルFRB議長の巧さもあって、利上げに弱いと言われていたNASDAQは騰がり続けています。FOMCの利上げ前倒し示唆で急落のダメージを負ったのはNYダウで、さらに言うと僕たちの日経平均はもっと下げました笑
そんな中、我が家のリスク資産の増減率は+2.91%でした。
+2.91%!! これは久々に良い増加率です。
信用枠でぼちぼち集めちゃったエムスリーが
戻ってきたお蔭でありますw
2021年6月 保有リスク資産の概況
リスク資産評価額の月間推移
リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。
前月末5203万円からスタートして、6月15日には5316万を記録しましたが、その後5167万まで急落したあと、物凄い切り返しを見せて、月末は年初来最高の5376万で一ヵ月を終えました。
グラフ中に置いた1~5付近の動きについてイベントを整理しました。
グラフ中のイベント
- 経済正常化期待で騰がるも、ADP雇用統計強く、10年債利回り上昇 🔗
- 10年債利回り低下、円安の進行
- FOMC利上げの前倒しを示唆、セントルイス連銀総裁2022年の利上げ示唆 🔗
- パウエルFRB議長「インフレは一過性」「性急な利上げせず」と証言
- バイデン大統領インフラ投資計画で超党派上院議員と合意
こうしてグラフにして見ると、急落もそうですが
その後の切り返しの鋭さがキレイすぎて驚きますね。
6月下旬のリスク資産はまさにエキサイティングな動きをしていました。
保有銘柄の騰落
2021年6月末時点の保有銘柄について、月間の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。
前月とは真逆に、毎月配当エリアは赤色(評価額減)、アクティブエリアは緑色(評価額増)となりました。
エリア別の増減率を見ると以下のようになりました。
- 毎月配当エリア -1.0%
- アクティブエリア +7.1%
- つみたてエリア +4.4%(資金注入あり)
FOMC通過後にパウエルFRB議長が性急な利上げを否定したことが好感されて、ハイテク銘柄が買われました。手持ちの銘柄でも史上最高値を更新した銘柄が幾つかあります。
なお、買い増しした銘柄には「BUY」のマークを付けています。つみたてエリアは毎月の買い増し、アクティブエリアの右下にある小さな「BUY」は、6月30日にNASDAQに上場を果たした [XMTR]ゾーメトリー を打診買いしたものです。
前月まで「撮影当日欠席した卒アル写真」の位置にあった [2413]エムスリー は、6月は強く値を戻して面積を得ました。
保有銘柄の騰落率、上げのトップ3
2021年6月の月間騰落率、値上がり率トップ3です。米国株の騰落率は、為替変動込みの円換算での騰落率です。
順位 | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|
1 | [7713]シグマ光機 | +13.5% |
2 | [AAPL]アップル | +10.2% |
3 | [2413]エムスリー [TSLA]テスラ |
+9.5% |
[7713]シグマ光機 が上げ銘柄のトップでした。いっときは場中に2,177円と前月末比+27.7%まで急騰しました。月末に向けて垂れたもののそれでも月間+13.5%で終わりました。同銘柄の急騰理由は以下のように表現されていました。
半導体製造装置向けレーザー関連デバイスなどを供給し、高集積化の進む半導体業界のニーズを捉え業績の成長期待が高まっている。また、次世代コンピューティング分野の切り札とされる量子コンピューター関連では透明な光学素子でレーザビームなど透過光と反射光にわけるビームスプリッターを手掛けており、関連有力株として注目を集めている。
[AAPL]アップル も強かったです。これからはグロース銘柄だ!と買ったときから、ずっとパッとしない値動きをして恨んだときもありましたが、ようやく上昇気流に乗って、史上最高値更新も間近ですね。
[2413]エムスリー と [TSLA]テスラ が+9.5%で同率3位となりました。へえ…と思って両銘柄の株価推移を見たら、そっくりな動きをしていますね。どちらも4月半ばの水準にチャレンジしています。
保有銘柄の騰落率、下げのトップ3
2021年6月の月間騰落率、値下がり率トップ3です。
順位 | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|
1 | [6326]クボタ | -9.7% |
2 | [4182]三菱ガス化学 | -7.7% |
3 | [7729]東京精密 | -7.5% |
[6326]クボタ が急落。米国の住宅着工件数がおおきく下振れたことが建機メーカー株の売りとして表れているようです。
[4182]三菱ガス化学 は3月末以降ずるずると下げています。特に下げる材料は無いのですが、それまでズンズン騰がっていた銘柄なのでその反動でしょうか。
[7729]東京精密 はボックス相場の底辺で月末を迎えた感。先進諸国が半導体の自国生産を言い出した今、その製造装置を主な生業とする同社の見通しは明るいと見ています。
2021年6月の確定損益
確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。
項目 | 2021/6単月 | 2021年累積 |
---|---|---|
有価証券信用取引 | +0円 | +46,817円 |
有価証券現物取引 | +0円 | +54,739円 |
配当・分配金所得 | +282,476円 | +571,052円 |
雑所得(貸株金利等) | +0円 | +830円 |
源泉徴収税 | -63,862円 | -150,427円 |
合計 | +218,614円 | +523,011円 |
信用取引、現物取引ともに確定損益はありません。
配当は、以下26銘柄から税引前282,476円の収入がありました。
- [1375]雪国まいたけ
- [1566]上場EM債
- [1677]海外債券
- [2413]エムスリー
- [2801]キッコーマン
- [4182]三菱ガス化学
- [4188]三菱ケミカルHD
- [4502]武田薬品工業
- [5194]相模ゴム
- [7729]東京精密
- [7832]バンダイナムコHD
- [8001]伊藤忠商事
- [8316]三井住友FG
- [8591]オリックス
- [8766]東京海上HD
- [8986]大和証券リビング投資法人
- [9432]NTT
- [9873]日本KFC
- [AAPL]アップル
- [COST]コストコホールセール
- [DVY]米国好配当ETF
- [HDV]米国高配当ETF
- [MSFT]マイクロソフト
- [SPYD]S&P500高配当株式ETF
- [V]ビザ
- [VIG]米国増配株式ETF
源泉徴収された税金を差し引くと、手取り+218,614円の確定損益となりました。
2021年年初来では+523,011円の確定損益となります。
今後の資産運用方針
特に運用方針に変更は無く、従来どおり4つのエリアに分けて個々に運用していきます。
いつもどおり淡々とつみたてを行いながら、7月は以下2点を対処します。
- 毎月の積み立て額に月給のアップ分を加算する。
- 夏季賞与の投資先を検討し投資する。
- 信用枠のエムスリーの処置する。
夏季賞与は6月30日に振り込まれたので、6月は何も身動きできませんでした。銘柄の選定もまだできていないので、これから検討します。保有銘柄数をこれ以上増やすのもなあ…と思っているので、いま保有している銘柄を買い増すとか、エムスリーの現引きに使うとか、そういう使いみちを考えています。
毎月の積み立て額に加算することとします。
SBI証券でクレジットカード積み立てのキャンペーンが始まるようなので、
SBI証券で投資信託に積み立てようかな~。
以上、2021年6月の投資活動のまとめでした。
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