こんにちは、千鳥足です。
東京オリンピック楽しんでますか!僕は楽しんでいます。
コロナ禍にあって開催の是非や観客動員をめぐっても国民の間で意見が割れていたので、盛り上がるか心配していましたが、始まってしまえば歓迎の声・歓喜の声が多く安心しました。
目下感染者数うなぎ登りで緊急事態宣言も延期&拡大となりましたが、そんな鬱陶しさをオリンピック観戦で晴らして過ごしましょうね。
さて、2021年7月のリスク資産の運用実績を確認しましょう!
この記事では、2021年7月のリスク資産月次運用報告を整理します。
2021年7月末時点 我が家のリスク資産
リスク資産評価額の推移
2021年7月末時点のリスク資産評価額は5393万円でした。前月末時点では5376万円だったので、前月末対比で17万円の増であります。
リスク資産評価額5393万円の内訳は、原資4326万(前月比+98万)、含み益1067万(前月比-81万)です。
7月の相場はふるいませんでした。
2020年11月以降続いていた評価額増・含み益増は、
評価額増は辛うじて9ヵ月連続で継続となったものの、
含み益は久方ぶりに減となりました。
リスク資産評価額の変動要素
2021年7月のリスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。
7月は新たに98万円の資金を注入しました。毎月の積み立て額に加えて夏の賞与から70万円を新規に拠出しています。評価損益は-63万円と軟調。そして6月の配当収入の一部である18万円を旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)しています。
差し引きして、リスク資産は17万円の増となりました。
賞与から入れた70万円はあえなく溶けて…
嗚呼株って怖いですね(棒読み)
生活還元を含む損益の推移
我が家では、「含み損益」は保有株の含み損益合計ではなく、「リスク資産全体の評価額-(リスク資産口座に注入した)原資」で数えています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」は区別せず、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做します。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。
この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金(生活還元)した途端に「含み益」が減ることになりますが、資産運用した成果としての累積利益には数えたいので数えます。出金(生活還元)した「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。
2021年7月末時点では「含み益1067万円+確定利益275万円=合計損益+1342万円」となりました。9ヵ月ぶりの含み益減少により、合計損益も9ヵ月ぶりの減少となっています。
なお、原資4326万円に対する合計損益+1342万円の損益率は+31.02%です。
このままずっと増えていくんじゃないかしら?
そう思い始めていた9ヵ月目でしたが、残念!
連続増益は8ヵ月で途絶えました。
2021年7月の市況概況
2021年7月、米国市場と国内市場の各指標値の動向です。
こうして見ると、国内市場は波乱の相場だったのだなあと改めて気付きます。日経平均は-5.24%の下落、マザーズに至っては-10.11%ですからね。
対して米国市場の主要3指数の強さが際立ちます。ただ米国市場においても Russell2000 は-3.65%と弱く、変調が見て取れます。
米国は雇用の回復に停滞が見られ、10年債利回りは大幅に低下しました。10年債利回りの上下動に敏感に反応していた株価ですが、すでにその局面は過ぎて、いまいまは決算の業績次第という流れです。これまで株価が騰がり続けてきたこともあって、好決算でも利益確定の売りに押される等、業績に対する評価は手厳しいものが多いですね。
そんな中、我が家のリスク資産の増減率は-1.16%でした。
強い(米国株)とめちゃ弱い(国内株)の真ん中で
マイナス1%超となりました。
国内株に下落が酷い銘柄が幾つかあります😢
2021年7月 保有リスク資産の概況
リスク資産評価額の月間推移
リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。
前月末5376万円からスタートして、賞与からの資金注入もあり最高5468万を記録しましたが、その後は減ったり増えたりで方向感の無い展開でした。
グラフ中に置いた1~6付近の動きについてイベントを整理しました。
グラフ中のイベント
- 米国雇用統計通過で上昇。賞与資金注入。🔗
- 国内感染者数増。米国PMI悪化・新規失業者予想以上の増加により景気のピークアウト懸念が急速に台頭。🔗
- 米国での債券買いが一服、米国市場の復調と国内市場の追随。🔗
- 国内感染社数増。世界的にもデルタ株の感染者数増でリスクオフ。🔗
- 2020東京オリンピック始まるりご祝儀相場。米国株好決算を機に過度な懸念後退。🔗
- 国内緊急事態宣言延長&拡大。中国政府がネット企業等に規制強化。
増えるときも減るときもそこそこ角度がきつかった7月でした。
終わって見ればほぼ横這い…と錯覚しそうですが、
これ7月に合計98万円資金注入してて横這いですからねw
自分で描いたグラフに騙されちゃダメエエエ!!
保有銘柄の騰落
2021年7月末時点の保有銘柄について、月間の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。
毎月配当エリアは赤色(評価額減)基調、アクティブエリアは緑色(評価額増)基調なれど国内銘柄は総崩れという1ヵ月でした。
エリア別の増減率を見ると以下のようになりました。
- 毎月配当エリア -0.9%
- アクティブエリア +1.1%(資金注入あり)
- つみたてエリア +3.0%(資金注入あり)
信用取引継続の銘柄
信用取引があり現物の評価額+信用の評価損益で表現しているものには「信用」のマークを付けています。
信用取引継続中の [2413]エムスリー と [7832]バンダイナムコHD は株価下落の影響が如実に響いて評価額の減少率が凄いことになりました。
新規購入or買い増し銘柄
新規購入or買い増し銘柄には「BUY」のマークを付けています。
つみたてエリアで積み立て中のETFあるいは投信は定額分の買い付けがありました。また6月からの昇給分を元手に新たに「eMAXIS NASDAQ100インデックス」の積み立ても開始しました。
アクティブエリアで買ったのは [XMTR]ゾーメトリー です。前月末時点ではIPO直後に打診買いをしただけでしたが、その後162株まで増やしました。日々の乱高下に喜んだり哭いたりしています。
保有銘柄の騰落率、上げのトップ3
2021年7月の月間騰落率、値上がり率トップ3です。騰落率は為替抜きの単純な株価騰落率を表します。
順位 | 銘柄 | 株価騰落率 |
---|---|---|
1 | [ADSK]オートデスク | +10.0% |
2 | [7839]SHOEI | +8.7% |
3 | [AAPL]アップル | +6.5% |
[ADSK]オートデスク が久しぶりに300ドル台に復帰しました。久しぶりに最高値も更新しました。[ASX:ALU]アルティウム 社 の買収を進めていましたが合意できずに終了、[ADSK]オートデスク の株価は騰がりました。
[7839]SHOEI は3Q決算の好業績が好感され決算発表後に急騰しました。
[AAPL]アップル は6月に引き続き強かったです。さくっと史上最高値を更新しましたね。
保有銘柄の騰落率、下げのトップ3
2021年7月の月間騰落率、値下がり率トップ3です。騰落率は為替抜きの単純な株価騰落率を表します。
順位 | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|
1 | [2413]エムスリー | -12.1% |
2 | [XMTR]ゾーメトリー | -9.4% |
3 | [2801]キッコーマン | -8.9% |
[2413]エムスリー は7月の上旬以降再び下落。お化けみたいな1Q好決算を発表したものの、その翌営業日の株価は急落でした。
[XMTR]ゾーメトリー は6月30日のIPO直後の株価から大幅下落。いまゆるゆると回復したり、急落して急回復したりを繰り返しています。
[2801]キッコーマン は国内の感染拡大が顕著になり緊急事態宣言が発せられると急落しました。
2021年7月の確定損益
確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。
項目 | 2021/7単月 | 2021年累積 |
---|---|---|
有価証券信用取引 | -670,382円 | -623,565円 |
有価証券現物取引 | +305,559円 | +360,294円 |
配当・分配金所得 | +13,238円 | +584,290円 |
雑所得(貸株金利等) | +0円 | +830円 |
源泉徴収税 | +7,682円 | -142,745円 |
合計 | -343,903円 | +179,108円 |
信用取引は、[2413]エムスリー を信用期日を迎える前に決済。7月上旬を過ぎたあたりからの急落も手伝い、なかなか酷い結果となりました。なお決済後に再度買っていて、所謂ロールオーバーした形になります。
現物取引は、[COST]コストコホールセール を売却、30万ほどの利益が確定しました。まあ、株価はその後400ドルに達してグン!と伸びが加速したのですけどね…笑
配当は、以下3銘柄から税引前13,238円の収入がありました。
- [1677]海外債券
- [3287]星野リゾート・リート投資法人
- [VGT]米国情報技術セクターETF
源泉徴収税は、信用取引の損失で72,615円の還付があり、徴収分と相殺して月間で7,682円の還付となりました。結果、単月の確定損益は-343,903円です。
2021年年初来では+179,108円の確定損益となりました。
今後の資産運用方針
特に運用方針に変更は無く、従来どおり4つのエリアに分けて個々に運用していきます。
[2413]エムスリー の信用取引の処置や賞与資金での投資など、7月にかなり動いてしまったので、いまいまはやることがありません。
- 毎月の積み立て21.8万円+5.0万円を淡々と積み立てる。
- [XMTR]ゾーメトリー の8月12日の2Q決算を注視
- 信用取引2銘柄は返済売りの指値・逆指値を入れて放置。
[XMTR]ゾーメトリー、業態にワクワクして参入したものの決算発表がいつなのか情報がなくて弱っていましたが、ようやくアナウンスがありました。ドキドキですw
株価の先行き怪しいですが、コロナを克服したあとの経済回復を信じて
いまが仕込み時仕込み時…♪と念仏を唱えながら
淡々と積み立てていきます。
以上、2021年7月の投資活動のまとめでした。
コメントを書く