6月に入り、これまでの鬱憤を吐き出して覚醒したかのような相場環境でございますね。ようやく20,000円の大台に乗った日経平均がこのあとどうなるのか、高値を追い続ける米国株の行方はどうなるのか、心して見守りたいと思います。
さて、2017年5月末時点の資産運用のお勉強について、状況報告をいたします。
2017年5月末現在の資産状況
ここで言う「資産」は所謂リスク資産です。もう少し細かく言うと、無リスク資産(預貯金)から株式口座などへ出動させたものの、まだ待機中のまま株式や投信には姿を変えていないものも数字に含んでいます。
5月は新たに90,000円、投資元金に追加しました。
いつもどおり、家計から投資にまわしているぶんです。5月の家計は赤字だったので、単に無リスク資産からリスク資産への移動と云うことになります。
5月単月の損益は、+95,517円。4月末の評価額4,817,801円に対して1.98%のプラスです。
5月末時点、投資元金4,386,552円に対して、評価額は5,003,318円。累計損益は+616,766円でございまして、14.06%の利益となっています。
2017年5月の売買
投資信託の積み立てを8銘柄にわずかずつ7万円。
毎月の投資増額3万円に4月のFXの儲けを加算して、合計128,384円を元手に[PFF]ISHARES US PREFERRED STOCK を購入、38.82USDで29株を買い増しまして、ただいまの持ち株数は62株となりました。
4月に購入した[8940]インテリックス は、決算や今期予想が華々しく無さそうに思えたので権利落ち前に売却。わずかな利が残りました。
4月に買えなかった [3983]オロ も5月に入り購入。騰がっていくさまにふおおお!乗り遅れるな!と飛びついたのですが、そのあと下落を始めてだいぶ高値掴みになってしまいました。日々乱高下していて、まさにオロオロさせられます。IT業界に居る者として、[3983]オロ が提供するクラウド型ERP「ZAC Enterprise」が唯一無二の存在であることを重々承知しておりますので、いずれ株価も騰がっていくものと信じて握力強めに握っておきます。
累計損益の内訳
累計損益616,766円の内訳は以下のとおりです。
国内株・投資信託(円資産)分
- 株式売却益 24,004円(+4,500円)
- 株式配当金 5,281円(増減なし)
- FX運用益 410,108円(+70,120円)
- 貸株金利等雑収入 16,878円(+797円)
- 株式売買手数料 2,563円(+486円)
小計 453,708円
- 株式含み益 153,750円(+19,900円)
- 投資信託含み益 17,735円(+5,742円)
小計 171,485円
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円資産計 625,193円
米国株(ドル資産)分
米国株の損益は、円建ての投入資金と、5月末時点での円換算の評価額との差で求めることとします。
- ドル転円資金 278,608円(+129,546円)
- 米国株保有残高 266,196円(2420.85USD)
- USD保有残高 3,985円(36.24USD)
差引損益 -8,427円
(内、3,027円(+601円)は手数料キャッシュバックで円資産として戻り)
合計(円資産+ドル資産) +616,766円
資産の内訳と評価
資産の種類で分けると以下のグラフのとおりの推移になります。
FXの儲けと現金を国内株式と外国株式に宛てました。
上のグラフだと、[3473]さくら総合リート投資法人のぶんが、「株式」の中に含まれています。ほんとうは「J-REIT」とか別枠にしたほうが良いのでしょうが、面倒なのでこのまま。個別銘柄に関して、僕の中で株式もJ-REITもたいした違いがありません。
FXの証拠金はあまり増やすと慢心するので、投資元金である150万を超えた額は出金して、別の投資にまわすこととします。5月末時点で1,570,220円ありますが、すでに70,220円は出金して証券口座のほうへ移動済みです。
個別株は値を戻しつつあるものの…
個別日本株(&J-REIT)の損益状況。
指定した日付の終値をネットから採取してくる「あの日のポートフォリオ」という自作のEXCELを使用しています。
[3983]オロ の高値掴みっぷりが恥ずかしいっす。
[5015]BPカストロール、[6197]ソラスト、[2311]エプコが20%超えの利益。
ここへきて[5015]BPカストロールが強いです。[2311]エプコも騰がってはすぐ崩れる印象が強かったですが、ここ最近強いです。決算以降、[6197]ソラストが比較的軟調なのが気になります。気になると云うのは株価がどうなっちゃうか気になると云うよりは、前期決算好調・今期予想も堅調・[8129]東邦ホールディングスとの提携は少なくとも悪い話ではないと思うのですが何故こうも軟調なのか理由が判らなくて気になります。
前期の予想まるで守れていないのに今期予想をバーン!と派手に盛った[2764]ひらまつと、堅実に予想を守り堅実な予想を描いた[7621]うかい、今期予想が控え目すぎない?と思った[9873]日本KFCホールディングスなどとは、決算発表後しばらくするとその値動きの差は明らかで、盛ったぶんだけ垂れる株、堅実なぶんだけ落ちない株があることを知って、生意気言うようですけれどもみなさんちゃんと見てるんだなあと思って安心しました。
投資・資産運用のブログをしていると、「あのときの含み損益」の額を知りたい・記録し忘れた!と困ることはありませんか。日付を指定すると、その日の株価をもとに含み損益を算出してくれるツールを自分用に作りました。 昔の株価は調べることができるので無いとどうにもならない!わけではないのですが、ブログ用に毎月欠かさず「月末時点の損益状況」をアップするような場合にはあれば便利と思うので共有してみます。「あの日…
5月度運用の点検
5月中にやるべきことと掲げた事項は以下5点でした。
- 3月末決算の企業の決算発表が始まります。株を保有する企業の決算内容を吟味する。
⇒ひととおり実施しました。完了。【完了】 - 個人型確定拠出年金(iDeCo)の資金移換が完了次第、リスク資産に移動する。
⇒この相場状況で100万円一気にリスク資産へ移動する勇気がなくて控えています。きちんと作戦を立ててから移動を開始します。【継続】 - 投資信託積み立て枠7万、PFF積み立て枠3万に加え、FXから出金する剰余金128,336円を投資に当てる。PFFを100株まで欲しいと思うので、PFFの買い増しに当てます。
⇒予定どおりPFFの買い増しに当てました。5月末時点で62株になっています。【完了】 - 暴落が起きたら、株もしくは投資信託もしくはETFの買い付けチャンスと思って動きます。
⇒暴落なんて起きませんでした。【完了】 - [8940]インテリックスは、5月末決算。値が吊りあがるようだったら、権利落ち前に売却する。
⇒値はあまり吊り上がりませんでしたが決算があまり期待できる気がしなかったので売却しました。【完了】
6月度の運用プラン
6月中にやるべきことは以下のとおり。
- 投資信託積み立て枠7万、PFF積み立て枠3万に加え、FXから出金する剰余金70,220円を投資に当てる。PFFを100株まで欲しいと思うので、PFFの買い増しに当てます。
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)の移換金の運用方法を検討して実践する。
- そろそろNISA枠がいっぱいになってしまうので、枠を使い切るまでの利用方法を決めておく。
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