「つみたて」エリアの役割と運用・成果

「つみたて」エリアの役割と運用・成果

我が家では、資産運用の方針を4つのエリアに分けて定めています。

我が家の資産運用方針。資産運用の方針は、4つのエリアに分けて考える。

ここでは4つのエリアの内のひとつ「つみたて」エリアの役割や実績などを紹介します。

 
 

家計から毎月少しずつ積み上げる-「つみたて」エリアの役割

「つみたて」エリアの役割は、日々の収入を元手にして、今すぐには使う予定の無いおかねを積み立て・貯めておくことにあります。

そのおかねは、中長期の目線で積み立てるものです。

「日々の収入」を元手にする以上、そもそも短期では積み上がらないからです。

積み上げるその間、複利の効果を得るために、投資信託等のリスク資産として積み上げます。

 

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評価額で見ると現時点では他のエリアに対し少ないですが、時間とともに積み上がるエリアですから、いずれは資産の主力になると思っています。

 

とはいえ、積み立てたおかねの使い道は「自由」です。

我が家は夫婦2人暮らしなので資産を遺す必要もありません。「虎の子」として後生大事に抱えていくものではなく、車の買い替えとか、自宅の修繕とか、はたまた結婚〇〇周年の旅行とかとか、良い塩梅に取り崩して使うために積み立てるものです。

「つみたて」エリアの構成

「つみたて」エリアでは、2021年7月現在、以下のとおり毎月26万8000円を積み立てています。

区分 月あたり積み立て額 投資対象
つみたてNISA(千鳥足) 33,000円 野村つみたて外国株投信
つみたてNISA(千鳥足嫁) 32,000円 セゾン バンガード・グローバルバランス・ファンド
iDeCo 23,000円 iFreeNYダウ・インデックス
昇給額積み立て① 130,000円 [1655]iシェアーズS&P500米国株ETF
昇給額積み立て② 50,000円 三菱UFJ国際投信 eMAXIS NASDAQ100インデックス
合計 268,000円

つみたてNISA

2018年から始まった「つみたてNISA」、我が家は夫婦2人とも積み立てています。

2人合わせて年間80万円のサイズは充分ですし、足りなければ枠外で積み立ててれば良いだけのこと。何より20年間と云う長期の非課税期間が魅力です。

夫婦で月33,000円と月32,000円、合計65,000円、特定月だけ増額して年間80万円を積み立てています。

僕の口座では「野村つみたて外国株投信」に積み立てています。

嫁の口座では「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に積み立てています。

 

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NISA枠は買ったら消費してしまいリバランスできないので、
リバランスを投信内で吸収してくれる、
”これ1本で安心” と思えるものを選択しています。

我が家のつみたてNISA、39ヵ月間のつみあがり具合。つみたてNISAは3年―青春・胸キュンな高校生活に相当する―を超えて年輪を刻み続けています。

投資が初めてと云う方には、基本的には「まずはつみたてNISA始めてみない?」とお勧めしたいです。

【投資未経験の方へ】まずはつみたてNISAだけでも始めてみよう!

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは老後まで取り崩すことができないので、老後資金作りを目的に積み立てています。

とはいえ実は老後資金には切実な必要性を感じてはいないので、いまいまの節税の恩恵を享けるために積み立てていると言っても良いでしょう。当初はiDeCoと云う仕組み自体に不信感を覚えていましたが、この節税効果だけでも利用価値がある制度と気付いて以降は真面目に積み立てています。

いまは、毎月限度額一杯の23,000円を「iFree NYダウ・インデックス」に積み立てています。

 

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長期で見れば、やはり米国市場一択がいちばん強いと思いました。

昇給額積み立て① 特定口座でのETF積み立て

2019年に昇給した際に、特定口座での [1655]iシェアーズS&P500米国株ETF 積み立てを始めました。

昇給分の10万円で積み立て始め、その後 WealthNavi(今は卒業) に毎月積み立てていた3万円を足して、毎月13万円を積み立てています。

昇給額は10万円だったけど、手取りは10万円じゃなかった!! という問題はありましたが、以来欠かさずETFを買い付けています。

ETF の買い付けは、市場の動きを見ながら、ここぞ!と思うときに寄りか引けのタイミングで成り行き買いしています。

初任給や昇給額で投資する!S&P500連動国内ETFの選び方。

 

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つみたてNISAや iDeCo の積み立てと違って
自分で買いのタイミングを計るのでストレスもかかりますが、
そのストレスもまた楽しかったりもしますね。

昇給額積み立て② 特定口座での投資信託積み立て

2021年に再び昇給の機会を得ました。

給与明細を確認したら、雇用保険が0円になり、所得税が+38.6%も増えていた件。給与明細は昇給前後で比較して確認しよう!

毎月の積み立て額を増やすか?自由に使えるおかねを手元に残すか?で気持ちがゆらゆら揺れましたが、雑念を振り切り積み立てに回すことにしました。

ちょうどSBI証券が三井住友カードと提携したクレジットカード積み立てを始めたので、これを利用することにしました。

連日最高値を更新している米国株インデックスか、まだコロナ禍から立ち直れず妙味がありそうな国内株インデックスかで悩みましたが、長期間の積み立てなので、米国株インデックスにbet することにしました。

毎月5万円をNASDAQ100に連動する「三菱UFJ国際投信 eMAXIS NASDAQ100インデックス」に積み立て始めました。

配当金再投資

「アクティブ」エリアおよび「つみたて」エリアで発生する配当収入は、すべて再投に充てます。

円建ての配当収入は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に積み立てています。

配当収入はわずかずつ入金されるものなので、少額で手数料無しで買える投信は有り難いです。

いっぽうドル建ての配当収入は、当初は株価の小さなETFで積み立てていましたが、あまり良い値動きのETFでは無かったので、いまは「アクティブ」エリアで保有する米国株の買い増し資金に充てています。証券口座が分散されているため、買い増しできるほどのドルになるにはまあまあ期間がかかるのですが、気長にやっていこうと思います。

 

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額はまだまだ小さいですが、時間をかけてゆっくり
積み上げていきたいと思います!

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