2018年8月 月次運用レポート

猛暑続きだった2018年の夏ももう終わりですね。
国内市場は所謂「夏枯れ相場」を地でいく形でちょっとつらい時期でしたね。半面、米国市場の強さが際立ちました。とはいえ、国内のほうも終盤の勢いを見れば、騰がるパワーは内在しているので、諸々の不安材料さえ払拭できれば一気に噴くのだろうと思いました。さて、問題は、そうそう簡単に不安材料を払拭できるか…ですが、これはもう米国の中間選挙次第かなあと思っています。

2018年8月末時点のリスク資産

2018年8月末時点のリスク資産は3530万円でした。
ここで言う「リスク資産」は、リスク資産管理用の口座に入金した資産を言います。
証券口座に移動したものの、現預金のまま株式や投信に姿を変えていないものも含みます。

リスク資産の推移

原資100万円で投資を始めた当初からのリスク資産の推移です。
評価額の増はほぼほぼイコール原資の増だと云うことがご理解いただけるかと。

リスク資産3530万円中の評価損益は+234万円・7.12%に相当します。(赤の線)

ただしこの評価損益には、利益を生活還元(リスク口座から出金)した額が含まれません。
生活還元した利益を合わせると損益は+315万円・9.58%に相当します。(青の線)

ちなみに2017年の秋にグラフが激しく切り立っているのは、「毎月配当」エリアの構築を目指して、リスク資産の口座への移動を進めたためです。直近の凸凹はたまたま原資を出し入れしただけの変動です。

リスク資産の内訳

リスク資産を「毎月配当」「つみたて」「アクティブ」のエリアに分けて管理しています。
2018年8月末時点での内訳は以下のとおりです。

前月まで各エリア内に含んで数えていた待機資金(現預金)は外出しにして、割合が分かるようにしてみました。リスク資産口座にある資産の内、12%にあたる408万円が現預金のまま待機しております。

 

2018年8月の確定損益

8月は全部で約5万円の確定利益を得ました。
2018年1月以降では約152万円の確定利益になります。

確定損益の内訳は以下のとおりです。カッコ内の「累積」とは投資活動を始めて以降の通算です。

  • FXでの利益、+60,847円(累積+1,472,350円)
  • 有価証券売却益、-69,193円(累積+805,306円)
  • 配当・分配金収入、+59,949円(税引後)(累積+789,645円)
  • 雑収入、+924円(累積+38,938円)

合計で+52,527円(累積+3,106,221円)でした。

有価証券の売却で損が出ているのは、[5358]イソライト工業、[5807]東京特殊電線 の損切り額をほかの有価証券の売却益で上回ることが出来なかったためです。(涙

[5358]イソライト工業、[5807]東京特殊電線を損切り。損切りってスッキリするわぁ(涙目

前月からの評価額・損益推移

2018年8月末のリスク資産評価額は、前月末対比で+247万円と増えました。
2018年8月は239万円の資金を新たに投入しています。
また、4万円を生活還元(出金)しています。
生活還元した額込みの損益は、前月末対比で+12万円となりました。

確定損益が+5万円であるのに対し、評価損益が+12万円と云うことは、つまり含み損益が+7万円増えたと云うことになりますね。

 

2018年8月の保有銘柄動向

保有銘柄の前月対比での動きは、月末時点で保有している44銘柄中、上昇24銘柄、下落19銘柄、変わらず1銘柄という結果でした。終盤の騰がりで気をよくしていましたが、前半の下落はきつく、つまりそんなに大きくは戻せていないと云うことです。

市場動向

2018年8月は、NYダウが前月対比で+2.69%、S&P500+3.52%、NASDAQが+6.01%でした。
これに対して日経平均は+1.38%、TOPIX-1.02%、JASDAQ+0.16%、マザーズ指数-0.89%でした。
いかに米国市場が強く、日本市場がいかにヘニャチンだったかが良くわかります。

保有銘柄8月の騰落率、上げのトップ5

8月の騰落率、上げのトップ5は以下の銘柄たちでした。

  • [6197]ソラスト +202円(+18.79%)の1,277円
  • [CSCO]CISCO SYSTEMS +5.48US$(+12.96%)の47.77US$
  • [1717]明豊ファシリティワークス +44円(+9.95%)の486円
  • [V]VISA +10.15US$(+7.42%)の146.89US$
  • [2311]エプコ +96円(+6.94%)の1,480円

好決算の発表を受けて、[6197]ソラスト が強かったです。また、[1717]明豊ファシリティワークスの好決算はスルーされましたが、月の終盤で見直し買いが入った様子です。

保有銘柄8月の騰落率、下げのトップ5

8月の騰落率、下げのトップ5は以下の銘柄たちです。

  • []SOUTHERN COMPANY -4.82US$(-9.92%)の43.78US$
  • [2764]ひらまつ -40円(-8.25%)の445円
  • [3994]マネーフォワード -410円(-8.06%)の4,680円
  • [2914]JT -254円(-8.00%)の2,922円
  • [5108]ブリヂストン -301円(-6.85%)の4,093円

[]SOUTHERN COMPANY はPlant Vogtleの第3号機および第4号機建設のコスト超過により、約11億ドルの損失見積を報告したことに拠ります。

[2764]ひらまつ はどうしてくれよう。業績が悪いのは仕方無いとして、今後どうするかって戦略が見えてこないんだよなあ…。[3994]マネーフォワード はボラティリティの高い銘柄なので特に気にしていません。気絶してホールドしておけば良いと思います。[2914]JT は兎も角(味噌っかす扱いw)、[5108]ブリヂストン は、世界の通商協議で明るい目途が出てくるまでは軟調止む無しですかね。

 

2018年8月の運用の点検

8月にやるべきことに掲げた事項は以下6点でした。消化できたりできなかったり。

  • 国内株式の内、主に「アクティブ」エリアの銘柄について売却の指値を入れる。
    ⇒指値は入れたもののそれに届く銘柄はありませんでした。国内株は幾つか整理したのですが、また買ってしまった銘柄もあり、数はおおきく変わっていません。ひとまず 完了 とします。
  • 米国市場のETFを購入するため、資産のドル転をしていく。SBI住信の外貨積立でしていこうかな。
    ⇒毎日25,000円をドルに替えています。現在進行形ですが仕組作りは 完了 しました。
  • 先進国株式はどのETFをどの割合で構成するか決める。
    ⇒うーん。決め切れていません。「毎月配当」エリアで HDV、DYM、VYM あたり、「アクティブ」エリアで VIG、QQQ あたりを考えているのですが、ドル転のペースにあわせてゆっくり吟味します。 継続 
  • 新興国株式への投資方法を決める。
    ⇒何も考えられていません。 継続 
  • 先進国債券はどのETFもしくは生債券で構成するかを決める。
    ⇒先進国債券は BND で保有することに決めました。66万円ほど買い付けしました。今後も少しずつ増やしていく予定です。 完了 
  • 新興国債券は、 を拾い集める。
    ⇒SBI証券のアクティブ・コースが10万円以下の取引は手数料無料であることを利用して、毎日2口ずつ拾い、50口まで増やしました。目標額に達したのでこれで 完了 です。隔月で24,000円~25,600円程度を分配金として受け取れる見込み。正直、買い集めるのはもう少し待ってからのほうが良かったですね。下げがきっついです。

2018年9月の運用の点検

8月に未完だった作業の継続がメインです。

  • 新興国株式への投資方法を決める。
  • 「毎月配当」エリアでは、毎月50万円分ずつドル転する資金で、BND、HDV、DYM、VYM などを買い集めてポートフォリオを作る予定だが、配分や買い付けルールが決まっていないので決める。
  • 「アクティブ」エリアも同様にどのETFをどれだけ購入するのか決めておく。

9月は仕事が忙しくなりそうなので、これくらいにしておきましょう。

以上、2018年8月の投資活動のまとめでした!

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