2020年10月 月次運用レポート、我が家の証券口座はブラックホールかな…?資金を入れてるのに増えないんです(´;ω;`)ウッ…

2020年10月 月次運用レポート、我が家の証券口座はブラックホールかな…?資金を入れてるのに増えないんです(´;ω;`)ウッ…

2020年の10月が終わりました。

2020年がもうあと2ヵ月で終わるだなんて信じられません。我が家のリスク資産、ちっとも回復していないのにィィィィィィィ。…。

10月は、米国の追加経済対策が決まるのか?決まらないのか?ずっとモヤモヤさせられて、決まんないのかい!!という一か月でした。大統領選前とはいえ、政争の具にされてしまっていて残念です。そして欧米における新コロ感染の再拡大。苦難の季節はまだまだ続きそうですね。

それでは、2020年10月のリスク資産の運用状況を確認します。

 
 

2020年10月末時点 我が家のリスク資産

リスク資産評価額の推移

2020年10月末時点のリスク資産評価額は4277万円でした。前月末時点では4160万円だったので、前月末対比で117万円の増であります。一見、増えてるじゃーん!(・∀・)と自分でも騙されそうになりますが違います。原資を注入したからです。

含み益はガクンと減っています。なお、ここで言う含み益とは「現在のリスク資産評価額-証券口座への入金額」であって、「保有証券の評価額-保有証券の購入額」ではありません。

含み益の薄さはもはや冬の水たまりの薄氷そのもの。小学生がつま先で触れただけで割れるレベルになりました。

 

ふとグラフ中の過去の棒を見たときに、2019年12月末などは
いまより500万も少ない原資でいまよりも多い評価額だったのだ
と気付くと、晩秋の空気に寒々しさを感じます。
投資って…資産を増やすのに役に立ってるのかな…?w

リスク資産評価額の変動要素

2020年10月のリスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。

10月は新たに222万円の資金を注入したものの、評価損益は96万円の減っており、9月の配当収入の一部である8万円を旅行積立に充てて出金(利益の生活還元)しています。

差し引きすると、リスク資産は117万円の増でした。

月の終盤の下落がキツかったので
評価損益はもっとマイナスが増えているかと思っていましたが
そうでもありませんでした。
月の前半がまあまあ好調だったのですね。

生活還元を含む損益の推移

我が家では「含み損益」は、「現在の評価額-証券口座への入金額」と見ています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」を分けずに、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做すと云うことです。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。

この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金した途端に「含み益」が減ってしまうのですが、投資成果としての累積の利益には数えたいので数えます。「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。

2020年10月末時点では「含み益21万円+確定利益222万円=合計損益+243万円となりました。

なお、原資4256万円に対する合計損益+243万円の損益率は+5.71%です。

 

はわわ…含み損益がマイナスに転じてしまいそう…。
早くマイナスの無いきれいなグラフになりたいよう…。

2020年10月の市況概況

2020年10月は、米国市場・国内市場ともに軟調でした。それでも終盤の強烈な下落の印象のほうが勝っていて、各指数の騰落率を見ると「あれ?案外下がっていないんだね」と気付かされます。

米国10年債利回りは、9月末0.677が10月末には0.860まで上昇、すなわち債券価格が下落しました。追加経済対策の実現によりおかねが溢れることを織り込んでいるとされています。

国内市場は絶好調だったマザーズの躍進が停まり、JREITも回復に歯止めがかかりました。

 

そんな中、我が家のリスク資産は-2.31%。
SP500もTOPIXもそれ以上に悪い騰落率なので、
健闘したというべきでしょうか。

2020年10月 保有リスク資産の概況

リスク資産評価額の月間推移

リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。

グラフ中に置いた1~5付近の動きについてイベントを整理しました。

  グラフ中のイベント 

  1. 米国トランプ大統領が新コロから復帰。追加経済対策期待高まる。
  2. 我が家のリスク資産注入(+200万円)。
  3. 米国追加経済対策期待後退。JNJのワクチン治験停止。欧米の新コロ感染増加。
  4. 米国追加経済対策期待高まったり後退したり。
  5. 大統領選前の米国追加経済対策期待は剥落。大統領選混迷。欧州再ロックダウン。

 

絵的には、新規に注入した200万円が
終盤でごっそり削られていて、おおおおい!!!
我が家の200万を刈りにきたんかい!と、どつきたくなります。
株ツライ…。

リスク資産評価額の年初来推移

年初来の評価額の推移は次のグラフのようになっています。

9月末の評価額に対しては増ですが、主に資金注入によるもので投資成果としては一歩・二歩・三歩後退でしょうか。米国大統領選が過ぎるまでは致し方の無い動きですね。

毎月言っていますが、こうして3月下旬における我が家のリスク資産の暴落を眺めると、我ながら感心します。俺も嫁ちゃんも生きててえらいね。新コロ前のあの高みへは、いつ頃復帰できるのでしょうか。

年初来のリスク資産評価額の変動要素は以下のとおりです。

今年になって534万円をリスク資産に注入しているけれども、評価額は491万円下がっている上、60万円は生活還元して使っており、結果、評価額は増えていない、というグラフです。注入したのとほぼ同じぶん評価額が減っているのを見ると、アレ…?これ普通預金に預けておいたほうが良かったのかな…?という冷えた気持ちが臓腑からモクモク湧いてきます。溢れ出ようとするそれを、僕は鼻を摘まんでゴクンと呑み込みます。しゃっくりを呑み込むように。

保有銘柄の騰落

2020年10月の1ヵ月間における保有銘柄の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。

新規注入した資金での購入や、損出し絡みの銘柄入替などもあり、いつもの月よりも「BUY」マーク(10月で新規買いあるいは買い増し)が多めです。

新規購入あるいは買い増ししている以外の銘柄については、緑色(評価額増)のものが少なく、赤色(評価額減)がほとんどですね。

いっぽうで全体が軟調な中で決算あるいは決算期待により増えている銘柄もチラホラあります。

保有銘柄の騰落率、上げのトップ3

2020年10月の月間騰落率、値上がり率トップ3です。買い増ししている銘柄は増えて当たり前なので除外しています。

順位 銘柄 騰落率
1 [2413]エムスリー +8.1%
2 [7729]東京精密 +5.4%
3 +3.1%

[2413]エムスリー、相変わらずの強さです。10月末に発表した2Q決算も二重丸の成績だったので、11月以降も上昇が期待できそうです。

[7729]東京精密 、半導体関連のアゲ相場に乗って上昇しました。好調だった1Q業績は、2Qも維持できていたでしょうか?11月半ばの2Q決算が待たれます。

 、業績悪化・減配で売りに売られた同銘柄ですが、3Q決算での業績上方修正・配当見通しの発表により上昇しました。上方修正とはいえ前年比で見ればおおいに悪化していますから、新コロによる所謂ニューノーマルな働き方が同社にとって苦難の道であることに変わりはなさそうです。

 

1位~3位にノミネートされた銘柄の騰落率が
いずれも1桁台…しかも3位は+3.1%って…
ちょっと弱すぎませんか10月…。

 

保有銘柄の騰落率、下げのトップ3

2020年10月の月間騰落率、値下がり率トップ3です。

順位 銘柄 騰落率
1 [5194]相模ゴム -20.7%
2 [1717]明豊ファシリティワークス -9.2%
3 [V]ビザ -8.8%

[5194]相模ゴム が鬼下げしました。なんなんですかこの下げは。1Qの業績が悪かったので、2Q決算を恐れての売りでしょうか?それとも何か危ない情報が洩れていたり…?とりあえず理由が明確でない下げなので、耐え忍びます。いったん損出しして、同額で買い戻しました。なのでいまの口座上は含み益が出ていますヒャッホイ(ダメ投資家)。

[1717]明豊ファシリティワークス もずいぶん売られましたね。セクタ変更などで夏の終わりに買われていた反動が、ちょうど相場の軟調期に重なってしまったような気がしています。こちらも特に下げる理由は無いんですよね。ちょっと枚数増やしたくなりますね。

[V]ビザ がここまで弱い動きをするのは久々に見ます。決算は市場予想よりも良かったものの、新コロ禍におけるブレーキが明らかになっています。

米ビザ、4─6月期は23%減益 市場予想は上回る

2020年10月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。

項目 2020/10単月 2020年累積
FXの利益 0円 -2,273,392円
有価証券信用取引 +54,090円 +54,090円
有価証券売却益 -1,286,131円 -548,186円
配当・分配金所得 +32,477円 +695,797円
雑所得(貸株金利等) +204円 +2,413円
合計 -1,199,360円 -2,069,278円

有価証券信用取引の額は、信用取引による損益です。初めて信用取引に参戦して、些少ながらも利益を得ることができました。

【信用取引】はじめての信用取引【童貞卒業】

有価証券売却益は、これまでの譲渡益と配当収入の利益と合わせて損益ゼロにしてやんぜ…!と意気込み損出しに励んでおりましたら、こんな額のマイナスになりました。損出ししたあと同じ銘柄を同額で買い戻ししたり、他の銘柄に乗り換えたりと顛末は色々です。「損出し」と言うと賢そうですけど、損が出ていなければ損出しできないわけで、要するに損していることに変わりはありません。(何だこの今更感のある文章w

配当・分配金所得は、セブンイレブンで月に40時間ほどアルバイトするくらいの額がありました。

2020年10月の配当収入!10月の配当収入を近所のセブンイレブンのアルバイトで稼ぐとしたら?

10月単月で-1,199,360円の確定損失 となり、2020年の累計で-2,069,278円と云う状態となりました。

冬のあいだに被ったFXの確定損失が重いです。FXの損失は株の配当や譲渡益と通算できないので、「投資で取られた税金ぜんぶ取り返すマン」になるためには、もう少し損出しが必要です。損出しするネタはまだあるので何ら困りません (´;ω;`)ウッ…

今後の資産運用方針

ほんとうは車の購入費用を10月に取り崩すつもりで居たのですが、その後クレジットカード決済で支払うことになったので、おかねを用意する期日が少し先延ばしになりました。先延ばしになったぶん、まだ取り崩していないのは、さて、結果的に吉とでるか凶とでるかは、米国大統領選後の相場次第です。

今後(2020年11月)の資産運用として以下2点を方針として掲げます。

  • 毎月21.8万円の積み立てを継続します。
  • 車の購入に向けて、月の中旬を目途にリスク資産を取り崩します。
  • その際、アクティブエリアの改造に取り組みます。
インカム狙いの毎月配当エリアに対し、
アクティブエリアはキャピタル重視にしたいと思っています。
現状では「これ明らかにインカム狙い向けの銘柄だよね?」という
銘柄が混ざっているのをきれいにしたいと思っています。

以上、2020年10月の投資活動のまとめでした。

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