2020年11月 月次運用レポート、おかねが増えた11月。車の代金を払ってもおかねが増えてて投資ってほんとに良いものですねって思ったYO!!

2020年11月 月次運用レポート、おかねが増えた11月。車の代金を払ってもおかねが増えてて投資ってほんとに良いものですねって思ったYO!!

2020年の11月が終わりました。

10月とは打って変わって、米国市場も国内市場も絶好調の一か月でしたね。10月にあんなにモヤモヤさせられた米国の追加経済対策はいまもまだ進展していないのに、市場のこの気まぐれっぷりメンヘラっぷりは、どれだけ付き合ってみても馴染める気がいたしません。

それでは、2020年11月のリスク資産の運用状況を確認します。

 
 

2020年11月末時点 我が家のリスク資産

リスク資産評価額の推移

2020年11月末時点のリスク資産評価額は4404万円でした。前月末時点では4277万円だったので、前月末対比で126万円の増であります。なお、車購入代金を捻出するために300万円の原資をリスク資産口座から撤収しています。300万円出金した上での126万円増ということです。300万円の出金を原資の出金と数えたので、資産評価額の内訳(原資と含み益)もおおき目な変化があります。

300万円の出金を原資の出金と数えるか、利益の出金と数えるかで悩みました。悩み悩んで行き着いた先は「売買で流転する資産に原資と含み損益とで色を着けることがそもそも不合理」という元も子もない思いに辿り着いて面倒になったので、もういい、えいや!と原資の出金に数えることにしました。

配当の一部を旅行貯蓄に回すために出金するときには、利益の出金として数えているので、この不統一にクヨクヨしていますが、まあ、そういうルールで数えてます!ってことで割り切ろうと思います。

 

月末時点の資産評価額では、この1年間で最高額となりました。
なにこれ、これをYHて言うの?
まあでも棒グラフの青い部分(原資)を見れば判るとおり、
年初に比べて原資が増えてるお蔭なんですけどね!げへへ。

リスク資産評価額の変動要素

2020年11月のリスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。

11月は原資の入金・出金を相殺すると、都合278万円の資金を撤収したことになります。対して評価損益は406万円利益が増えました。そして10月の配当収入の一部2万円を旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)しています。

差し引きすると、リスク資産は126~127万円の増だった、という計算です。

いやーまさか300万円使い込んどいて
評価額がプラスで終わるだなんて思ってもいませんでした!!
なにこれ、投資って魔法なの?

生活還元を含む損益の推移

我が家では「含み損益」は、「現在の評価額-証券口座への入金額」と見ています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」を分けずに、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做すと云うことです。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。

この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金した途端に「含み益」が減ることになりますが、投資成果としての累積の利益には数えたいので数えます。「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。

2020年11月末時点では「含み益425万円+確定利益224万円=合計損益+650万円となりました。

なお、原資3978万円に対する合計損益+650万円の損益率は+16.33%です。損益額としても損益率としても、2020年1月末の水準に復した格好です。

 

だいぶ悲観に傾いた10月に較べると、11月は著しい利益増でした。
この調子がせめて今年一杯続くと良いのですが…。

2020年11月の市況概況

2020年11月は、米国市場・国内市場ともに非常に強かったですね。米国市場ではRussell2000がNYダウやNASDAQを超えて強く、日経平均も強かったです。日経平均への海外からの資金流入も観測されているようですね。

いっぽうでJASDAQ、マザーズ、JREIT は(あくまでも比較的)弱かったです。

 

そんな中、我が家のリスク資産は+9.46%でした。
300万円作るために売却した銘柄もたくさんあったけど、
持っていたらもっと増減率高めだったかなぁ…?
まあ、300万円は必要だったのですから、
こんな想定したところで始まらないのですけどねw

2020年11月 保有リスク資産の概況

リスク資産評価額の月間推移

リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。

前月末4277万円からスタートして、中旬には瞬間4600万円を超えましたが、300万円を出金したため、月末時点では4404万に留まりました。

グラフ中に置いた1~4付近の動きについてイベントを整理しました。

  グラフ中のイベント 

  1. 米国大統領選の通過。
  2. 新型コロナ・ワクチンの治験が好結果との知らせ。
  3. 車購入代金のため300万円をリスク資産口座から出金。
  4. ワクチン期待・米国政権移行進展・イエレン前FRB議長の財務長官就任の見通し等。

 

車の購入費用に300万円使い込んでも126万円増えている…!!
これは想像していなかった展開なので嬉しい限りです。
投資ってほんと素晴らしいですね。

リスク資産評価額の年初来推移

年初来の評価額の推移は次のグラフのようになっています。

評価額としては昨年末の水準を超えていますが、この間に(300万円の出金を差し引き)255万円の資金を注入してこれなので、威張れたものではありません。

毎回くどいですけど、3月下旬のリスク資産の減り方は酷いですね。直前の頂点から谷底までの落差が1200万円を超えています。ここで一気に買い向かえていればその後の評価額増ももっとハイペースだったのでしょうが、底に辿り着く以前にキャッシュ尽きてたんですよね。でも多くは望むまい、悔むまい。こんな谷底にまで連れていかれながら、僕も嫁ちゃんもそれでも生きててえらいね。今日もちゃんと起きて・ご飯食べて・歯ぁ磨いて、ほんとえらいね。

年初来のリスク資産評価額の変動要素は以下のとおりです。

今年になって255万円をリスク資産に注入しているけれども、評価額は85万円下がっており、62万円は生活還元して使いました。結果、評価額は辛うじて108~109万円の増となっています。おかねを増やすために投資をしているのですから、損益の増減はプラスでもって年末を迎えたいところですが、果たして可能かどうか…?

保有銘柄の騰落

2020年11月末時点の保有銘柄について、月間の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。

緑色(評価額増)が全域に広がり、総じて好調だったことがひと目で判りますね。

300万円の車購入資金を作るのに合わせて「アクティブ」エリアの保有銘柄を整理整頓したので、新規購入銘柄・買い増し銘柄が普段よりも多めになっています。

保有銘柄の騰落率、上げのトップ3

2020年11月の月間騰落率、値上がり率トップ3です。買い増ししている銘柄は増えて当たり前なので除外しています。

順位 銘柄 騰落率
1 [2413]エムスリー +36.9%
2 +31.2%
3 [8591]オリックス +27.8%

なんと、トップ1、トップ2は前月と一緒です。

[2413]エムスリー、変わらぬ強さに加えて2Q決算も上々、11月は強烈な伸びとなりました。

 、半導体関連のアゲが継続、11月半ばに発表した2Q決算・今後の見通しも素晴らしく、さらに自社株買いも実施しました。

[8591]オリックス 、この銘柄がトップ3に入るとは想像していませんでした。決算で厳しい業績を示しながらも、配当維持をと自社株買いを発表し好感されました。

 

トップ3のこの騰落率!凄まじいですねww
ちなみに買い増したことによる評価額増のほうが顕著であるため
トップ3に入れていませんが、月間の株価騰落率で言うと、
TSLA が+46.27%で最強でした。すっげww
手放した銘柄ですが、[7201]日産 も+34.56%という凄さでしたよ。

 

保有銘柄の騰落率、下げのトップ3

2020年11月の月間騰落率、値下がり率トップ3です。

順位 銘柄 騰落率
1 [8986]大和証券リビング投資法人 -12.1%
2 [8963]インヴィンシブル投資法人 -6.9%
3 [3472]大江戸温泉リート投資法人 -1.7%

ぜんぶJREIT銘柄です。

[8986]大和証券リビング投資法人、決算発表でコケて、それまで好調だったぶん株価が激しく削られました。

[8963]インヴィンシブル投資法人[3472]大江戸温泉リート投資法人 はいずれもホテル系リートです。株価回復の途上にありましたが、新コロの国内第3波の影響を受けてまた下りました。

2020年11月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。

項目 2020/11単月 2020年累積
FXの利益 0円 -2,273,392円
有価証券信用取引 -41,950円 +12,580円
有価証券売却益 -759,956円 -1,308,142円
・分配金所得 +25,944円 +721,791円
雑所得(貸株金利等) +226円 +2,639円
合計 -775,736円 -2,844,524円

300万円を取り崩すにあたって、枝振りの悪い銘柄を優先して手放していったら、有価証券売却益が月間で-75万という金額になりました。前月損出しを派手に実施したことも相俟って、2020年累積で-130万というおそろしい額の損失を確定しているわけです。ここまで損失拡大させる前に切っておくべきだったと反省しています。けれど、すでに見てきたようにリスク資産評価額およびその内側の含み益は伸びているので、確定した損失以上に含み益は伸びているということです。有り難いことです。

有価証券売却益のマイナスは、配当所得と通算して節税に使うことができますが、新コロ・ショックのときに被ったFXの損失は何の役にも立たず残念です。あるとすれば、FXをやめることができた!という成果でしょうか…笑

今後の資産運用方針

車の購入代金を捻出を終えてすっきりしました!しばらく増やすことよりも取り崩すことに腐心していましたから。

これからは増やすことに専念できます。ちょうど冬のボーナスがありますから原資を足すことも可能です。ただ、米国市場も国内市場もいずれの指数も高値圏にあり、かつワクチンの動向や金利の動向が株価に与える影響が銘柄ごとに異なり予測しづらい面があります。

12月は、新たな銘柄は増やさず、11月に張った布陣の動向を見つめる一か月になるかな?といまいまは思っています。その上で、短期で利益を取るべき銘柄は利益を取り、思惑を外れた銘柄があれば切ることとします。

「毎月配当」エリアも株価高騰で利回りが落ちた銘柄が散見されているので、メンテが必要です。もう少し新コロの今後や米国の政権移行&新政権の施策開始による動きを見極めるまでは、下手に動かないほうが得策だと考えています。

毎月の積み立てだけは、淡々と進めていきましょうね。

今後(2020年12月)の資産運用として以下2点を方針として掲げます。

  • 毎月21.8万円の積み立てを継続します。
  • アクティブエリアの動向を注視、短期のものは短期で利益を取る。
10月・11月とだいぶ動いてきたので、
12月はひと息ついて、手元の布陣の活躍ぶりを監視したいと思います。
アクティブエリアをよりアクティブに!という基本路線を明確にして、
短期での利益確定も躊躇せず行うつもりです。

以上、2020年11月の投資活動のまとめでした。

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