こんにちは、千鳥足です。
コロナだワクチン接種だオリンピックだと騒いでいるうちに、2021年の夏はあっという間に過ぎりました。今年は毎年の夏の旅行を秋にずらしたこともあって、例年に較べて「おでかけ」率の低い夏でした。
コロナの国内第5波が仕事経由でそこそこ身近に迫っていたため、8月の後半はまるまるテレワークで過ごしました。仕事は何ら問題なく捌けるのだけれど、人と交わりが無いというそのことも、それなりにはストレスをもたらすのだなあという人間らしい感想を得ました。もっともそのストレスは勤め先内での時流や政治的な話が絡んだものなので、心から溢れる本流のストレスとはまた異なります。なので、できうれば克服したいところです。
さて、2021年8月のリスク資産の運用実績を確認しましょう!
この記事では、2021年8月のリスク資産月次運用報告を整理します。
2021年8月末時点 我が家のリスク資産
リスク資産評価額の推移
2021年8月末時点のリスク資産評価額は5556万円でした。前月末時点では5393万円だったので、前月末対比で163万円の増であります。
なお、リスク資産評価額5556万円の内訳は、原資4353万(前月比+27万)、含み益1203万(前月比+136万)です。
8月は資産をゴリッと削られてヒヤヒヤする場面もありましたが、
月末を迎えたらそこそこ順調に増えていました。
昨年の9月以降きれいな階段状のグラフになっていて頼もしいです♪
リスク資産評価額の変動要素
2021年8月のリスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。
8月は新たに27万円の資金を注入しました。毎月の積み立て分に相当します。
評価損益は+137万円と好調。そして7月の配当収入の一部である1万円を旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)しています。
差し引きして、リスク資産は163万円の増となっています。
評価損益がなかなかの騰がり幅で、ほんとうに有り難いことです。
結局増えていくなら、急落とか暴落とか
やめてくれないものかなあ…笑
生活還元を含む損益の推移
我が家では、「含み損益」は保有株の含み損益合計ではなく、「リスク資産全体の評価額-(リスク資産口座に注入した)原資」で数えています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」は区別せず、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做します。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。
この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金(生活還元)した途端に「含み益」が減ることになりますが、資産運用した成果としての累積利益には数えたいので数えます。出金(生活還元)した「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。
2021年8月末時点では「含み益1203万円+確定利益276万円=合計損益+1479万円」となりました。
なお、原資4353万円に対する合計損益+1479万円の損益率は+32.85%です。
連続増益が先月途絶えて、このままズルっといかなければ
いいな…と恐れていましたが、なんのなんの、
今月はきれいに反発してくれました♪
2021年8月の市況概況
2021年8月一か月間の米国市場と国内市場の各指標値の動向です。
米国市場・国内市場ともに終わってみれば堅調な一ヵ月でした。
米国10年債利回りがじわじわと上昇する中でも米国市場の指標値はいずれも上昇、それぞれ史上最高値を更新しています。
国内市場は前月の反動という側面も強いですね。特に日経平均やマザーズは前月の急落をまだ戻せていません。前月国内指標値では唯一プラスだったJREITは、今月は唯一のマイナスでした。
国内株に関して言えば、7月から8月前半に好決算を発表するも利益確定の売りにさらされた銘柄群が、8月の後半に至ってようやく買われ始めた印象です。所謂夏枯れの相場が過ぎて、このあと新コロ5波の収束基調が見え始めれば、国内株の再評価イベントがありそうです。自民党総裁選と衆議院議員選挙を控えて、政治イベントがよほど酷い結果にならなければ、再び日経平均30,000円台に向けて騰がっていけるのではないかな?などと楽観視しています。
さて、そういう市場にあって、我が家のリスク資産の増減率は+2.55%でした。
指標値のとおりおおくの銘柄が騰がるいっぽうで、
一部の下がった銘柄群の下がり方がまあまあキツくて、
このような結果になりました。
JREITがふるわなかったということもありますね。
2021年8月 保有リスク資産の概況
リスク資産評価額の月間推移
リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。
前月末5393万円からスタートして、半ばには5500万台に達したものの、その後ゴッリゴリに削られ5365万まで縮小、そこからの華麗なV字回復で月末は5556万まで伸びました。我が家のリスク資産の史上最高額で月末を迎え、なんというかまあ、ひと言で表すならキモチイイですねw
グラフ中に置いた1~5付近の動きについてイベントを整理しました。
グラフ中のイベント
- 前月末急落の反動で戻し、デルタ株感染拡大で縮小。🔗
- 米国1兆ドルのインフラ投資案が上院を通過、インフレ懸念の後退で5500万台に。🔗
- 中国経済指標鈍化、FOMCテーパリング示唆、トヨタ4割減産等でゴリゴリ削られる。🔗
- ファイザーワクチン正式承認、パウエルFRB議長が利上げ急がぬこと明言し急回復。🔗
- 国内株の需給改善。
月終盤の切り返しもそうですが、
そこからの最終週のもうひと伸びが素晴らしかったですね。
信用枠で持っている銘柄の株価回復がこのもうひと伸びに
強く貢献してくれました。
保有銘柄の騰落
2021年8月末時点の保有銘柄について、月間の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。
大半の銘柄が緑色(評価額増)基調、一部の銘柄に赤色(評価額減)がありその減額率がまあまあ高いという1ヵ月でした。
エリア別の増減率を見ると以下のようになりました。
- 毎月配当エリア +1.1%
- アクティブエリア +3.8%
- つみたてエリア +5.0%(資金注入あり)
信用取引継続の銘柄
信用取引があり現物の評価額+信用の評価損益で表現しているものには「信用」のマークを付けています。
- [2413]エムスリー の株価は月間+3.8%とやや回復、現物評価額+信用評価損益は+43.7%の増でした。
- [7832]バンダイナムコHD の株価は月間+8.2と堅調、現物評価額+信用評価損益は+25.9%の増でした。
新規購入or買い増し銘柄
新規購入or買い増し銘柄には「BUY」のマークを付けています。8月の買い増しはつみたてエリアで毎月積み立て中のもののみです。
保有銘柄の騰落率、上げのトップ3
2021年8月の月間騰落率、値上がり率トップ3です。騰落率は為替抜きの単純な株価騰落率を表します。
順位 | 銘柄 | 株価騰落率 |
---|---|---|
1 | [2801]キッコーマン | +23.7% |
2 | [8113]ユニ・チャーム | +11.9% |
3 | [7832]バンダイナムコHD | +8.2% |
決算で好調が確認された国内株の株価がよく伸びました。
昨年コロナ禍で伸び、コロナ終息の兆しとともに勢いを失っていた銘柄たちが、コロナ2周目でも好調な業績を維持しつつあることを確認して、買いが集まっていると見えます。特に [2801]キッコーマン は目下上場来高値を更新中です。
保有銘柄の騰落率、下げのトップ3
2021年8月の月間騰落率、値下がり率トップ3です。騰落率は為替抜きの単純な株価騰落率を表します。
順位 | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|
1 | [7713]シグマ光機 | -9.1% |
2 | [4182]三菱ガス化学 | -8.6% |
3 | [XMTR]ゾーメトリー | -8.2% |
[7713]シグマ光機、[4182]三菱ガス化学 はいずれも好決算を発表していますが、[7713]シグマ光機 は決算発表を境に急落を続け、[4182]三菱ガス化学 に至っては春以降の下落を好決算の発表を境にさらに加速させています。半導体生産の頭打ちや、半導体の頭打ちを受けた自動車の減産などもあって、業績のピークなのでは?という市場の見方もあるようです。いずれもまあまあ派手めに株価が騰落循環する銘柄なので、うまいこと天井で売り抜ければ素敵なのでしょうけれど、そんな腕はありません。
[XMTR]ゾーメトリー は前月に続きランクイン。決算でEPSをミスりました。どんまい!
2021年8月の確定損益
確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。
項目 | 2021/8単月 | 2021年累積 |
---|---|---|
有価証券信用取引 | +0円 | -623,565円 |
有価証券現物取引 | +0円 | +360,294円 |
配当・分配金所得 | +53,658円 | +637,948円 |
雑所得(貸株金利等) | +0円 | +830円 |
源泉徴収税 | -11,086円 | -153,831円 |
合計 | +42,572円 | +221,680円 |
今月は信用取引・現物取引ともに決済なし。配当・分配金の確定利益のみでした。
配当は、以下5銘柄から税引前53,658円の収入がありました。
- [1566]上場EM債
- [1677]海外債券
- [3472]大江戸温泉リート投資法人
- [7713]シグマ光機
- [AAPL]アップル
源泉徴収税は、配当・分配金にかかる税金11,086円。結果、単月の確定損益は+42,572円です。
2021年年初来では+221,680円の確定損益となりました。信用取引のマイナスがイタタですね。
今後の資産運用方針
特に運用方針に変更は無く、従来どおり4つのエリアに分けて個々に運用していきます。
いまいまはやることがありません。
- 毎月の積み立て21.8万円+5.0万円を淡々と積み立てる。
- 信用取引2銘柄は返済売りの指値・逆指値を入れて放置。
この2点のみですね。[2413]エムスリー の信用建玉に決済期日が近いものがあるのである程度浅めに指値を入れています。
銘柄を絞ってスタイリッシュなPFに纏めたいなと、ときおり
思うこともあるのですが、どの銘柄もおおむねお気に入りなので、
その「好き」を取り崩すことが難しい今日この頃です。
はぁ…、いよいよ○○と△△は手放すかなぁ…どうすっかなあ…。
以上、2021年8月の投資活動のまとめでした。
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