どうもどうも、こんにちは、千鳥足です。
年度末・年度始めと、仕事がすごく忙しいです。ほんの数年前までなら、こんなときには、休出も徹夜もしてこなしていたものですが、仕事以外の時間も大切にするようになって、時間にメリハリ付けてこなそうと思うと、いやーなかなか捗らない。物事の決断が遅く&ゆるくなりがちな自分に、才能の無さを感じたりしますね。
まあそれはさておき、2021年3月のリスク資産の運用実績を確認しましょう。
この記事では、2021年3月のリスク資産月次運用報告を整理します。
2021年3月末時点 我が家のリスク資産
リスク資産評価額の推移
2021年3月末時点のリスク資産評価額は5091万円でした。前月末時点では4818万円だったので、前月末対比で273万円の増であります。
リスク資産評価額5091万円の内訳は、原資4163万(前月比+25万)、含み益928万(前月比+248万)です。
3月末時点で5000万を突破しました。
信用買いしたエムスリーの含み損…、というストレスを抱えていたので、
我が家のリスク資産が増えている認識が薄かったのですが、
わりと素晴らしく増えていました!ありがとうございます!
リスク資産評価額の変動要素
2021年3月のリスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。
3月は新たに25万円の資金を注入しました。評価損益は+252万円と堅調。そして2月の配当収入の一部である3万円を旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)しています。
差し引きして、リスク資産は273万円の増でした。
資金注入の額がいつもより若干多いのは、
2月のつみたてNISAの受渡がずれ込んで、
3月に入金額が反映されたためです。
それにしても月間で損益が+252万というのは気持ちイイですね!
生活還元を含む損益の推移
我が家では、「含み損益」は保有株の含み損益合計ではなく、「リスク資産全体の評価額-(リスク資産口座に注入した)原資」で数えています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」は区別せず、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做します。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。
この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金(生活還元)した途端に「含み益」が減ることになりますが、資産運用した成果としての累積利益には数えたいので数えます。出金(生活還元)した「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。
2021年3月末時点では「含み益928万円+確定利益245万円=合計損益+1173万円」となりました。これが投資を始めて以来の利益になります。1千万円を始めて越えました。
なお、原資4163万円に対する合計損益+1173万円の損益率は+28.17%です。
前月末時点で、増えすぎて居心地悪いから調整がくるかも…
頭悪いけど「個人の感想」としては分からんでもない発言をしていたのですが、
調整はあってもほんのわずかで、市場は至極堅調でしたねw
投資を始めて以来の利益が、1千万円を初めて越えました!イエイイエイ!
2021年3月の市況概況
2021年3月、米国市場・国内市場の各指標値の動きはおおむね良好でした。
全般には堅調と言って良い月でしたが、各指標値にはばらつきがあります。
まず NASDAQ は前月に引き続き低調、Russell2000 も前月までの強さが弱まり、強かったNYダウとS&P500の後塵を拝する騰落率となりました。
国内市場においては TOPIX と JREIT が強かったです。いっぽう日経平均は弱かったです。日銀のETF買付方針変更で見放されたことが影響しています。一時は28,000円割れも危ぶまれる状態でしたが、月末に向けて再び30,000円台を窺える位置まで戻しました。
注目すべきは米国10年債利回りの月間+19.59%という急騰でしょうか。
2月末時点では1.46%だった米国10年債利回りは、
3月末には1.75%まで急騰しています。
それでも株式市場はだいぶ落ち着きを取り戻してきましたね。
2021年3月 保有リスク資産の概況
リスク資産評価額の月間推移
リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。
前月末4818万円からスタートして、割りと強めな縮小もありましたが、最後は5000万円を超えて月末を迎えました。
グラフ中に置いた1~6付近の動きについてイベントを整理しました。
グラフ中のイベント
- 米国長期金利の急騰・急落による株価乱高下 🔗
- 米国追加経済対策決定、国内市場メジャーSQ通過し買い戻し 🔗
- FOMCゼロ金利長期化を明言、ワクチン普及経済回復期待 🔗
- 日銀ETF買付方針の変更、米国のSLRの終了がテーパリングの端緒と見られる 🔗
- 米国3兆ドルのインフラ投資を発表&ワクチン接種加速 🔗
- 米国長期金利の落ち着き、ハイテク株に資金還流
特に後半の伸びは、米国の経済回復と、
回復させるのだという政権の強い意志を感じました。
対して本邦の政治は弱くて、
総合的国力の違いをまざまざと見た思いがします。
保有銘柄の騰落
2021年3月末時点の保有銘柄について、月間の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。
全般にきれいな緑色(評価額増)に染まりました。
特に米国市場の個別株・ETFは、為替が円安・ドル高に傾いたこともあって、全銘柄でプラスでした。
オールドエコノミー銘柄とハイテク銘柄と、毎日のように強弱入れ替わる日々でしたが、終わってみればオールドエコノミー強め、ハイテクもそこそこ強め、というふうに、いずれも育った一ヵ月でした。
ただし、国内市場に限っては、日経平均採用銘柄に弱い動きが目立ちますね。日銀のETF買付方針変更の影響が表れています。
なお、買い増しした銘柄には「BUY」のマークを付けています。また、[2413]エムスリー については、現物の評価額+信用の含み損益(いまのとこ爆損)を評価額としています。
保有銘柄の騰落率、上げのトップ3
2021年3月の月間騰落率、値上がり率トップ3です。
順位 | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|
1 | [7839]SHOEI | +13.7% |
2 | [DVY]米国好配当株式ETF | +13.4% |
3 | [8001]伊藤忠商事 | +13.2% |
[7839]SHOEI が強かったです。場中5,000まで間近に迫る4,955円まで昇り、4,560円で3月末を迎えました。日足では25日線まで下げて再び上昇を始めたところです。
[DVY]米国好配当株式ETF は、オールドエコノミーの塊のようなETFと認識しています。ETFの株価自体は+8.6%の上昇率ですが、為替の助けもあって+13.4%となりました。
[8001]伊藤忠商事 はさすがの強さですね。
保有銘柄の騰落率、下げのトップ3
2021年3月の月間騰落率、値下がり率トップ3です。
順位 | 銘柄 | 騰落率 |
---|---|---|
1 | [2413]エムスリー | -10.1% |
2 | [2801]キッコーマン | -6.3% |
3 | [8963]インヴィンシブル投資法人 | -3.4% |
[2413]エムスリー の弱さは3月も健在(?)、信用買いの含み損は一時-80万に届く勢いでした。4月に入り反転の兆しもありましたが、はてさてこのまま上昇に転じることができるかどうか?
[2801]キッコーマン は特に悪材料も無いのですが、日銀のETF買付方針の変更を発表したのち素直に大幅下落しました。
[8963]インヴィンシブル投資法人 は2月に謎の爆上げをしたあとの小休止、のんびり横にぶらぶらしていましたね。
2021年3月の確定損益
確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。
項目 | 2021/3単月 | 2021年累積 |
---|---|---|
有価証券信用取引 | +0円 | +46,817円 |
有価証券現物取引 | +0円 | +54,739円 |
配当・分配金所得 | +140,039円 | +213,571円 |
雑所得(貸株金利等) | +242円 | +748円 |
源泉徴収税 | -31,061円 | -67,614円 |
合計 | +109,220円 | +248,261円 |
信用取引、現物取引ともに確定損益はありません。
配当は、以下13銘柄から税引前140,039円の収入がありました。
- [1655]S&P500米国株ETF
- [1677]上場インデックスファンド海外債券毎月分配ETF
- [2914]JT
- [4452]花王
- [5108]ブリヂストン
- [6826]クボタ
- [8113]ユニ・チャーム
- [8963]インヴィンシブル投資法人
- [8964]フロンティア不動産投資法人
- [MSFT]マイクロソフト
- [SPYD]S&P500高配当株式ETF
- [V]ビザ
- [VIG]米国増配株式ETF
源泉徴収された税金を差し引くと、手取り+109,220円の確定損益となりました。
2021年年初来では+248,261円の確定損益となります。
2021年1Q(1~3月)の配当収入!ああぁぁあぁ…前年比で激減している、その理由は?
今後の資産運用方針
特に運用方針に変更は無く、従来どおり4つのエリアに分けて個々に運用していきます。
いまいまやるべきことはあまり無いのと、仕事がしばらく忙しそうなので、淡々とつみたてを行うことが中心となりそうです。
まあ、それでも、信用枠のエムスリーの値動きは毎日気になってしまうでしょうけれど…笑
今後(2021年4月)の資産運用として以下2点だけ方針(?)として掲げます。
- 毎月21.8万円の積み立てを継続する。
- エムスリーは毎日DOKI・DOKI楽しむ。
早く新年度のドタバタから解放されたい!そして株株したい!
まあいまいまは、株株するほどのおかねも無いのですけどねw
以上、2021年3月の投資活動のまとめでした。
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