2021年4月 月次運用レポート、減ってるだろうと思ってましたが意外にも??増えていました!米国の格の違いを見せつけられた春です。

2021年4月 月次運用レポート、減ってるだろうと思ってましたが意外にも??増えていました!米国の格の違いを見せつけられた春です。

こんにちは、千鳥足です。

忙しかった4月が過ぎ、GWとなりました。緊急事態宣言2回目だ3回目だと騒いでいる内に、今年も早や3分の1が過ぎてしまったわけです。

昨年に続き今年のGWもコロナ禍の中で過ごすことになりました。昨年の今頃は、正直こんなに長引くとは思っていなかったです。世間のピリピリ度合いで言えば今年よりも昨年のほうが尖鋭で、昨年は宿に断られて予定していた旅行がなくなりましたが、今年は予定どおり出掛けられそうです。念のため宿にも「迷惑ではないか?」と再確認しましたが「是非々々来てね」というお気持ちを得ましたので応えたいですね。

コロナ禍の過ごし方に人それぞれの考えはありましょうが、僕は「きちんと気を付けた上で」「いつもどおり過ごす」ようにしています。

さて、2021年4月のリスク資産の運用実績を確認しましょう!

この記事では、2021年4月のリスク資産月次運用報告を整理します。

 
 

2021年4月末時点 我が家のリスク資産

リスク資産評価額の推移

2021年4月末時点のリスク資産評価額は5168万円でした。前月末時点では5091万円だったので、前月末対比で77万円の増であります。

リスク資産評価額5168万円の内訳は、原資4185万(前月比+22万)含み益983万(前月比+62万)です。

 

後半の推移が軟調だったせいか、
減っている印象を持っていましたが、なんの!増えていました★
2020年11月以降6ヵ月連続の評価額増・含み益増であります!
まあ、この期間はほとんどの方がそうだと思いますがw

リスク資産評価額の変動要素

2021年4月のリスク資産評価額の変動要素を簡単にまとめました。

4月は新たに22万円の資金を注入しました。評価損益は+62万円と微増。そして3月の配当収入の一部である7万円を旅行貯蓄に充てるため出金(利益の生活還元)しています。

差し引きして、リスク資産は77万円の増となりました。

毎月計画どおりに資金を積み立て、配当を旅行貯蓄にまわし、
株の売却はゼロ件、平常運転の一ヵ月でしたね~。

生活還元を含む損益の推移

我が家では、「含み損益」は保有株の含み損益合計ではなく、「リスク資産全体の評価額-(リスク資産口座に注入した)原資」で数えています。「株式の売買で得た確定損益」と「保有株式の含み損益」は区別せず、リスク資産口座の中に留めている損益(原資との差額)を「含み損益」と見做します。利益の出金(生活還元)こそが「確定利益」と云う考えですね。

この考えに基づくと、リスク資産口座から配当所得等の利益を出金(生活還元)した途端に「含み益」が減ることになりますが、資産運用した成果としての累積利益には数えたいので数えます。出金(生活還元)した「確定利益」を含めた損益の推移は以下のとおりです。

2021年4月末時点では「含み益983万円+確定利益251万円=合計損益+1235万円となりました。これが投資を始めて以来の利益になります。

なお、原資4185万円に対する合計損益+1235万円の損益率は+29.51%です。

 

ちょっと順調に利益が重なっているので、
ただそれだけで、そろそろ調整がくるかな~なんて思っています。
だって、まだ5年弱の投資経験しかありませんが、
こんなに続けて増えることなんて無かったんだから!ww
それに利益増えてウェイウェイ言ってるより、
そろそろ調整きますね…と言ってたほうが頭良さそうですからね★

2021年4月の市況概況

2021年4月、米国市場と国内市場とで明暗がくっきり分かれました。

日本から見れば爆発的な数の感染者と死者を生んだ米国でしたが、経済活動の回復は日本よりも圧倒的に早く・強いです。

ワクチン接種の速さ、国民に対する支援の太さ、巨額のインフラ投資など、格の違いを見せつけられてる感があります。

日本はこの間東京・大阪・京都・兵庫の1都府県に対し3回目の緊急事態宣言を出して、ただいま活動「自粛」中でございます。世界経済の回復期に一緒になって株価を押し上げることができないのは寂しいですね。とほほ。

そんな中、我が家のリスク資産の増減率は+1.22%でした。

 

米国10年債利回りも少し落ち着いてきたものの、
月末に上昇の動きがあると即グロース銘柄の株価に影響があらわれましたね。
経済回復の強さにテーパリングを危惧する流れは継続しています。

2021年4月 保有リスク資産の概況

リスク資産評価額の月間推移

リスク資産評価額の日々の推移は以下のとおりです。

前月末5091万円からスタートして、中旬には5200万円を超えるタイミングもありましたが、最後は5168万円まで押されて月末を迎えました。

グラフ中に置いた1~4付近の動きについてイベントを整理しました。

  グラフ中のイベント 

  1. 米国雇用統計が予想を大幅に上回る。米国でのワクチン接種加速。 🔗
  2. 米国債利回り低下。米国3月小売売上高や住宅着工件数など堅調。 🔗
  3. 新型コロナの世界的な感染再拡大。国内でも3回目の緊急事態宣言濃厚。 🔗
  4. バイデン大統領施政方針演説。巨額のインフラ投資と支援策。米国1QGDP強く米国債利回り高騰。

 

バイデン大統領、ただのボケ老人が大統領になっちゃった…🥺
などと残念に思っていましたが、いまいまの施策は
経済面でも対中国の面でも、強くて良いですね。

保有銘柄の騰落

2021年4月末時点の保有銘柄について、月間の騰落の状況をヒートマップで表しました。米国株式は円換算での評価になります。

米国株は緑色(評価額増)、国内株は赤色(評価額減)。きれいに分かれましたね。

市場の日々の値動きを見ていると、とかく長期金利がどうだ、決算発表後の利益確定がどうだと視点が細かくなりがちですが、これはもうはっきりと、コロナ禍から経済回復に向かう米国と、もたついている日本の差が、如実に株価にあらわれたのだと言って良いでしょう。

米国市場は長期金利の騰落によって、日々上げ下げする銘柄は目まぐるしく入れ替わりましたが、結局のところ、経済の回復はそのまま全体的な伸びに繋がりました。

なお、買い増しした銘柄には「BUY」のマークを付けています。

また、[2413]エムスリー については、現物の評価額+信用の含み損益(いまのとこ爆損)を評価額としています。月の中頃には回復傾向にあったのですが、また面積縮小しちゃいました😭

保有銘柄の騰落率、上げのトップ3

2021年4月の月間騰落率、値上がり率トップ3です。

順位 銘柄 騰落率
1 [7713]シグマ光機 +20.0%
2 [V]ビザ +8.6%
3 [AAPL]アップル +5.9%

[7713]シグマ光機 が強かったです。4月9日発表の3Q決算で好調ぶりが確認できました。営業利益は、従来予想に対して3Q時点の累積で進捗率85%、3Q単体で進捗率39%アップでありましたから、本決算での上方修正がおおいに期待されています。

[V]ビザ も強かったですね。決算は売上・EPSとも市場予想をBeat。ただし、売上のQoQは+0.7%とプラスに向かったもののYoYは-2.1%、EPSはQoQとYoYが-2.8%、-0.7%という状態です。まだまだ本回復はこれからだ!というところが、好決算で素直に株価が騰がった一因かも知れません。

[AAPL]アップル も強かったですね。決算後は地合いが悪くて騰がることができませんでしたが、その内容は売上がYoYで+54%など素晴らしく強いものでした。

保有銘柄の騰落率、下げのトップ3

2021年4月の月間騰落率、値下がり率トップ3です。

順位 銘柄 騰落率
1 [7839]SHOEI -9.1%
2 [4502]武田薬品工業 -8.8%
3 -8.6%

[7839]SHOEI がずいぶん下げました。3月の下旬に4,955円の高値を付けて、いま4,145円ですから天井から-16.2%もの下げになります。2Q決算の発表までの期間だいぶ下げていたので、4月28日に発表した好決算できれいに反転するかと思いきや、さらに売り込まれました。今期業績の見通しは明るいので目先の値動きは気にせずにおきます。

[4502]武田薬品工業 も下がりました。3月下旬を境に下落を始めて3月の上昇を全て打ち消してしまいました。モデルナ製ワクチンの国内流通を受け持つということで、株価もがんばってほしいところであります。

[8113]ユニ・チャーム も3月の終わりから落ち始め、3月の上昇を打ち消した組です。昨年11月半ば頃を境に株価が冴えませんね。withコロナで騰がった側面もあるので、アフター・コロナの姿がはっきりするまで回復は難しいかも知れません。

2021年4月の確定損益

確定利益も再投資してしまえば再び不確定な存在となって、我が家の「リスク資産評価額」の一部にしかなりません。なので「確定」することは重要視はしていませんが、税金はこの確定利益に基づき決まるので、忘れてしまうわけにもいきません。忘れない程度に月イチで整理しています。

項目 2021/4単月 2021年累積
有価証券信用取引 +0円 +46,817円
有価証券現物取引 +0円 +54,739円
配当・分配金所得 +65,439円 +279,010円
雑所得(貸株金利等) +73円 +821円
源泉徴収税 -16,620円 -84,234円
合計 +48,892円 +297,153円

信用取引、現物取引ともに確定損益はありません。

配当は、以下5銘柄から税引前65,439円の収入がありました。

  • [1566]上場インデックスファンド新興国債券
  • [1677]上場インデックスファンド海外債券毎月分配ETF
  • [DVT]米国好配当株式ETF
  • [HDV]米国高配当株式ETF
  • [VGT]米国情報技術セクターETF

源泉徴収された税金を差し引くと、手取り+48,892円の確定損益となりました。

2021年年初来では+297,153円の確定損益となります。

今後の資産運用方針

特に運用方針に変更は無く、従来どおり4つのエリアに分けて個々に運用していきます。

いまいまやるべきことはあまり無いので、淡々とつみたてを行うことが中心となりそうです。

信用枠のエムスリーの値動きを毎日DOKI・DOKI楽しむことは継続…笑

今後(2021年5月)の資産運用として、前月と全く同様ではありますが以下2点を方針とします。

  • 毎月21.8万円の積み立てを継続する。
  • エムスリーは毎日DOKI・DOKI楽しむ。
実はDOKI・DOKIしながら、エムスリーは
決算後の急落時に買い増ししてしまいました!(๑´ڡ`๑)テヘペロ
あああ、GW明けが怖いです!DOKI・DOKIが加速します!

以上、2021年4月の投資活動のまとめでした。

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